2020年7月に購入したのはCLAクーペの200d、2リッターのディーゼルターボです。
あれから9か月、10,000Kmを超えたので最初の点検をしたところです。
納車してからの現時点での実データです。
走行距離:12,570.5Km
走行時間:14日6時間56分
平均速度:37Km/h
平均燃費:20.8Km/l
国産車しか知らなかった自分が声を大にして一言。
「思った以上に良い。メルセデスベンツ」
免許取得後から日本車のみ(外車はお金持ちだけの車…と固定観念)。
しかも日本車が最も優れていると思い込んでいましたが、井の中の蛙だったことに恥じ入るばかりです。
購入から納車、そして実際の維持費用(コスト)など実際のナマ情報を掲載しますので、新車購入の際には参考にしていただければと思います。
期間限定情報!
2021年5月15日(土)まで!
【花粉飛散予測で花粉症対策】というメルセデスベンツの新サービスです。
掲載記事と所感
ボディカラーは何色にする?
価格交渉と契約
CLAクーペの納車(ここが日本仕向け独自仕様)
CLAクーペと過ごす日々(燃費、メンテナンスなど)
番外編:CLA 250 e(メルセデスベンツのPHV)
番外編:最強のライバル!アウディのe-tron GT
40年も国産車だけ乗り続けて、ふとカッコ良さにつられて、考えてもみなかった外車(CLA)を購入。
日本車メーカーのマーケティングと、日本政府の国策にまんまと嵌められていたことを実感しました。(知らないということは恐ろしい)
自動車業界に何の関係もない自分の素直な印象はこうです。
- 環境とお財布に優しいのは、今はクリーンディーゼル車
- 今後はEV(電気のみの)車
CLAの次も、CLA 250 e(メルセデスベンツのPHV)にしようと思っていました。
ところが、素晴らしい車が発表されました!
メルセデスの美し過ぎるクーペ

メルセデス・ベンツのCLAは現在2代目になっています。
ちなみに初代は「C117/X117」型、2代目が「C118/X118」型です。
CLAはこの「C118/X118」型となり、一層洗練されたフォルムとなり、ひときわ目を引く美しいクーペとなりました。
このCLAの情報については、ネットにたくさんあるのですが、欧州仕様と混在しており日本に入ってくる仕様での情報はまだまだ少ないのが実情です。
メルセデス・ジャパンの公式カタログの画像ですら、以下のような但し書きがされた欧州仕様ベースのものです。(例えば日本のナンバープレートを装着している写真は1枚もありません)
- 本カタログに掲載の写真は一部日本仕様と異なります
- 写真は欧州仕様車です
実際の商談・購入時にも、オプションの仕様や組み合せなど、確認のすべのないものまでありました。
そこでこのサイトでは、カタログチェック、試乗、商談、契約(CLA Coupé)、納車、CLAのある日常までを実際の日本仕様で詳しく紹介します。
では、最初にCLAに関するメルセデスの公式動画をご紹介します。
メルセデスの公式動画
最初に「限定公開」とされている動画で、メルセデスの公式サイトからでないと見つからない動画です。
この車体は、リアトランクにモデル名が付いていないことから最終プロトタイプかもしれません。
続いては試乗レビュー動画です。
レビューは英語ですが、日本語字幕が表示されます。
新型CLAクーペ/シューティングブレークの試乗レビューの様子をご紹介! デザイン、そして各種安全機能までCLAの魅力をぜひご覧ください。
出典:The new CLA 試乗レビュー ┃ Mercedes-Benz
CLAに関するメルセデスの公式リンク
現在CLAに関するメルセデスの公式な情報は以下となります。
リンクをクリックすることで別ページで表示します。
もう一つ、「CLA Special site」なるページがあります。

日本国内で撮影された写真が掲載されていますので、日本専用に作られたものかと思いましたが、違いました。
海外でもCLAの販売サイトやカタログなどに、日本人からすると違和感のある日本で撮影された画像が使われています。
何故かナンバープレートは日本のものでありません。
画像合成されているようでもないので、わざわざCLAの実車をトレーラーで運んで撮影したのでしょうか?
https://www.mercedes-benz.jp/special/cla/
ところで「CLA」って何?

2015年から運用されているメルセデスの新しい命名規則によると「CL」はクーペタイプを意味します。
「A」はCセグメントのプラットフォームを意味しており、「CLA」は「A Class」のクーペモデルという意味ではありません。
「CLS」のコンパクト版(Cセグメント版)というのが正解です。
「CLA」や「CLS」のラインナップは「A Class」とか「C Class」などのクラスに属さないクラスレスなのです。
「CLA Coupé」とは?

「CLA Coupé」はCLAのクーペです。
CLAという名称がクーペを意味しますので、あえて「Coupé」は要らないのですが、「CLA Shooting Brake」と2本立てのため、区別する必要があったようです。
ちなみに「Coupé」はちゃんとしたドイツ語です。
もともとはフランス語なのですが、ドイツ語にもなっているのです。
英語ではクーペは「Coupe」ですが、フランス語やドイツ語では「Coupé」と、最後の「e」が「é」となっています。
これはaccent aigu(アクサン・テギュ)といって、本来「ウ」と発音する「e」を、「エ」と発音する際に付けられる記号です。
「CLA Shooting Brake」とは?

「CLA Shooting Brake」とは、人員と荷物を搭載できるワゴンタイプのモデルです。
「CLA Shooting Brake」を「Staion Wagon」と呼ばずに「Shooting Brake」と命名するのには、それなりの理由があります。
日本ではあまり馴染みのない「Shooting Brake」という言葉は、諸説あるものの狩猟用途に適したフォーマットを語源としています。
つまり人が乗れて、猟犬や猟銃、そして獲物を載せることができる車ということです。(「Brake」はワゴンの意味で「Break」と綴られることもあります)
しかし現在のメルセデスの使い方はハッキリしていて、「Shooting Brake」をクーペタイプのワゴンとしています。
ということで、
本サイトではCLAの日本仕様について記載したいので呼称も「Coupé」を「クーペ」、「Shooting Brake」を「シューティングブレイク」と、日本語で記載していきます。
※「シューティングブレーキ」とは発音しませんので、ご用心下さいマセ。
「A Class」や「C Class」と何が違うの?

CLAはクラスレスのラインナップだということですが、実際のところメルセデスのクラスとどう違うのでしょうか?
メルセデスのクラス
メルセデス・ベンツというと高級外車のブランドイメージですが、これはメルセデス・ベンツの日本法人と販売代理店の販売戦略によるものです。
実際は低価格の乗用車クラスを含めて、バスやトラックなど多種多様な車種が製造されています。
その中で日本正規代理店が販売しているクラスは「A Class」「B Class」「C Class」「E Class」「S Class」「G Class」「V Class」になります。
- A Class:Cセグメントコンパクト(当初はハッチバック)
- B Class:CセグメントMPV
- C Class:Dセグメント乗用車
- E Class:Eセグメント乗用車
- S Class:Fセグメント乗用車(フラッグシップモデル)
- G Class:オフローダー(SUV)
- V Class:ミニバン
CLAもCLSも、このクラスには属さないためにクラスレスと言われます。
CLA、CLSの他にもSLやGLA、GLC、GLEなどのラインナップがありますが、ここでは省略いたします。
日本に導入されているラインナップを詳しくお知りになりたい方は、以下のヤナセの公式サイトをご参照ください。
https://www.yanase.co.jp/mercedes-benz/
CLAのサイズ
CLAのサイズを諸元表から見てみましょう(画像クリックで拡大表示します)。


A Class Sedanのサイズ
CLA と比較するとCLAの方が全長が長く、全幅が広いということになります。

C Class Sedanのサイズ
CLA と比較するとCLAの方が全長が短く、全幅が広いということになります。

サイズだけみてもCLAがA Class やC Classのベースにクーペボディを載せただけの派生車種でないことが確認できます。