京都観光ガイドの現場からヒトコマをお届け。
ほっこりする話や、タメになる話や、どうでもいい話など...
現在修学旅行生に絶大な人気を誇るTVアニメ「呪術廻戦」シリーズをお送りいたします。
なので、呪術廻戦に興味が無い方はスルーしていただくことになりますが、ご容赦のほどを。
おみやげを持って帰るのも大変だ...という話
京都に修学旅行に来ると、見学地での学習も大事ですが、おみやげも超、超、超重要です。
家族、親戚、近所に加え、部活生なら後輩へのおみやげも欠かせません。
両手いっぱいに持ちきれなくなるほどのおみやげになることも...
今回はおみやげをたくさん買い込んでホテルに帰る際のヒトコマ。
ちなみに今回は実話ではありません。
呪術廻戦ファンなら、すぐに思い当たる、そう、TVアニメシリーズの第24話「共犯」の最後のシーンです。
京都修学旅行での班別行動の1日が終わり、宿泊先に向かうところから始まります。
男子生徒Aさんが、おみやげをたくさん持って(持たされて)歩いています。
その隣に女子生徒Bさん、男子生徒Cさんが続きます。
男子生徒Aさん:おっとっとっと...と。
(よろけておみやげを落としそうになる)
いくら何でも買い過ぎじゃねえの!
女子生徒Bさん:半分はアンタのもんでしょ!
男子生徒Aさん:俺のは1個だけじゃねぇかよ!
おー、おおっと...
(よろけて膝をつく、が、おみやげはかろうじて落ちなかった)
ふうーぅ!
女子生徒Bさん:(腰をかがめている男子生徒Aさんを覗き込んで)
いっこでも落としたら...
殺■わよぉ!
(※不適切発言のため1文字■としています)
男子生徒Aさん:(小声で)ハイ...
(と、この時、悲劇が!)
ん...!
(おみやげのひとつがスルリと脇から落ちた)
次の瞬間...
ボガッ!
女子生徒Bさんの鉄拳が男子生徒Aさんの顔面を捉えた!
男子生徒Aさん:ぎぇー!...
女子生徒Bさん:いっこでも落としたら殺■ってんだろぅ!
おー!
男子生徒Aさん:違うよぉー、わざとじゃねぇよぉー
通りすがりの人たちがビックリして2人をみてる。
男子生徒Cさんは恥ずかしいので、この2人とは関係ないフリをしている。
ガイドの私は帰着時間があるので急いで帰ろうと促す。
女子生徒Bさん:何?
男子生徒Cさん:ガイドさんが早く行こうってさ。
女子生徒Bさん:えぇ、何で?
あと、ホテル帰るだけじゃん。
男子生徒Cさん:帰着時間が決まっているらしい。
それも厳守の。
女子生徒Bさん:いーっ、ホテル帰ったって、あと何もやることないじゃない。
男子生徒Aさん:いいじゃん、時間厳守って言うんだから。
よっぽどだろう。
女子生徒Bさん:割と言うだろ。
男子生徒Cさん:しょっちゅう言ってるぞ。
男子生徒Aさん:まっ、いいか。
行こう!
なんか、こんな展開、実際に遭遇しそうで楽しみなんですけど。
でも、実際にそうなったら、ガイドとしては殴るのは止めなくてはなりませんネ。