京都で現役の観光ガイドをしております。
「京都の御朱印めぐり」トップページに日々の京都に関するヒトコトを掲載しています。
こちらに月別にまとめておくことに致しました。
JR東海「そうだ 京都、行こう。」の2022年7月カレンダー
毎月配信されるカレンダー、やはり祇園祭でした 。
ご覧いただいている端末によっては日付部分が表示されていないかもしれませんが、画像クリックいただくツィートと7月のカレンダー全体が表示されると思います。
7月の #カレンダー配布 は祇園祭。今年は3年ぶりに山鉾の巡行が復活するなど、ようやく賑わいが戻ってきました。この祇園祭、実は1ヶ月に渡る長いお祭りなんです。この時期、街を歩くとどこかで神事を目撃できるかもしれませんよ。おおきに。局長
— そうだ 京都、行こう。事務局【JR東海公式】 (@souda_kyouto) July 1, 2022
※再配布・販売及び加工禁止#そうだ京都行こう pic.twitter.com/ByCWKx9m6z
※再配布・販売及び加工禁止 とのことです。
2022年7月31日(日)
過ぎ行く7月。
祇園祭の最終イベント「夏越祭」がしめやかに執り行われました。
NHK京都放送局の公式サイトでは夏越祭のニュース映像も掲載されています。
京都の祇園祭 締めくくりの神事「夏越祭」 無病息災祈る|NHK 京都府のニュース
2022年7月30日(土)
あっという間の7月。
明日で7月ともお別れとなりました。
明日は祇園祭の最後を飾る「疫神社夏越祭」です。
主な神事・行事|八坂神社 (yasaka-jinja.or.jp)
しかし連日のコロナ感染者の過去最多の更新状況の中、どう実施されるのか不明です。
祇園祭の趣旨からすると、疫病(コロナ)を追い払い、今年前半の穢れを祓い、心身ともに清々しく8月を迎えることになるのですが...
2022年7月29日(金)
ついに「本日は御朱印の授与はお休みさせていただきます」というところも。
その理由は連日過去最多を更新しているコロナ感染者数激増のためです。
御朱印授与の担当者の感染を防ぐという意味合いもありますが、実は新規感染により担当者が出勤できないというところも...
経済活動をまわしていくために行動制限はしないという行政方針ですが、そのために経済活動が回らなくなっているという皮肉な状況になっています。
2022年7月28日(木)
全国的に学校は夏休みに入り、7月も残すところあと数日。
しかし今年の京都市内では珍現象が起きています。
それは修学旅行生の増加!
増加?
このコロナ新規感染者が過去最高の中で?
そうなんです。
ご推察の通り、駆け込み実施のようです。
通常、7月中頃から8月は京都に修学旅行生が来ることはマレです。
学校が休みですし、そもそも暑いですから体調管理に課題があります。
その中で実施されるので、心配される親御さんから説得されて不参加の生徒さんもいらっしゃいます。
また、学校名を知られたくなく、宿やバスに学校名を表示しないで欲しいとの要望も。
さらに、普段制服なのに学校名がわからないように私服にするという徹底ぶりです。
この辺り、私の取材では旅行代理店さんが学校側に「入れ知恵」されているようです。
2022年7月27日(水)
祇園祭の「前祭」も「後祭」も終わり、残すところもあと数日。
京都市民としては、日頃お世話になっている京都新聞が一連の行事の動画をまとめて公式サイトに掲載されています。
祇園祭|動画ライブラリ|京都新聞 (kyoto-np.co.jp)
今のところ、京都新聞にアカウントを作らなくても、誰でも閲覧できるようです。
宵山や山鉾巡幸など、見られた方も、お出かけされていない方も、あるいは京都と関係ない方も、今年の祇園祭はどんな感じだったかポチってされてみてはいかがでしょうか。
2022年7月26日(火)
いやぁ~暑い、といいますか蒸し暑いですね。
かと言って出歩くのもコロナが怖いし...
JRでは貴船をSNSで紹介しています。
近くの貴船神社では #京の涼さがし 「風の涼」として風鈴・風車の装飾が開催されていますよ~!こちらもあわせてチェックしてみてください☺️局員https://t.co/IoP5QD7f1K
— そうだ 京都、行こう。事務局【JR東海公式】 (@souda_kyouto) July 25, 2022
お金があれば川床で涼んでみたいものですが、私には無縁の話のようです。
残念...
2022年7月25日(月)
昨日は祇園祭「後祭」の山鉾巡幸が行われました。
京都・祇園祭の鷹山「ぴっかぴかの巡行だった」 196年ぶり復活に感無量 https://t.co/qY4LJrYA5y
— 京都新聞 (@kyoto_np) July 24, 2022
四条通りに行かれた方は実感されたように「密」そのものでした。
当然のように昨日も新型コロナ新規感染者数が過去最多を更新!
むべなるかな...
2022年7月24日(日)
今日は祇園祭「後祭」の山鉾巡幸が行われます。
衛星で中継されます。
生中継 祇園祭山鉾巡行 前祭・後祭2022|BS11(イレブン)|全番組が無料放送
放送時間は本日2022年7月24日の 9:00 – 11:30です。
2022年7月23日(土)
まだまだ続くのでしょうか、新型コロナ感染拡大...
京都 新型コロナ 3951人の感染 2日連続で過去最多更新 #京都NEWSWEB https://t.co/8Orhrs66jh
— NHK京都 (@nhk_kyoto) July 22, 2022
しかし行政からは
- 現時点での行動制限などは考えていない
- 濃厚接触者の待期期間を7日間から5日間に減らす
...????
新規感染者が連日過去最高を更新という現状からすると「ほんまかいな?」という違和感も。
これだけコロナ感染者が増えてきてると、身近な人でも陽性者や濃厚接触者が出てきています。
京都だけではありませんが、小規模事業者や、家族とパートさんで回しているところなど、仕事が止まるところが出てきています。
病床数や重傷者数も重要ですが、新規感染者の激増を放置して良いはずがないと思うのですが。
京都の祇園祭は「後祭」を迎えています。
コロナ感染対策が「あとのまつり」になりませんように。
2022年7月22日(金)
ここ連日で報道されている新型コロナ感染拡大。
昨日はついに全国で新規感染者が18万人を超え過去最多を更新!
1日で18万人...
しかし行政からは行動制限はなく、基本的な感染対策をするようにと。
コロナ急拡大も行動制限に否定的、関西広域連合の知事ら「基本的な感染対策を」|医療・コロナ|地域のニュース|京都新聞 (kyoto-np.co.jp)
基本的な感染対策なら皆さん前から身に染みてやっているのに、感染拡大が拡がっているのは何故?
不安が募ります。
2022年7月21日(木)
祇園祭の「後祭」で山鉾巡幸がおこなわれるのが7月24日です。
今年は何と196年ぶりとなる鷹山が登場です!
ワクワク...
#竜田理史 です!
— NHK京都 (@nhk_kyoto) July 20, 2022
あすから後祭の宵山期間🌙
あすの #京いちにち では
196年ぶりに復活した「 #鷹山 」を
澗隨アナが生中継でご紹介✨
ご期待ください!!#NHK京都 「 #祇園祭 」特設サイト▷https://t.co/sIV7H36c2c pic.twitter.com/f4auLklVs5
なお、上記NHK京都放送局のSNSから、鷹山の曳初めの模様をニュース映像で見ることができます。
2022年7月20日(水)
昨日の雨、すごかったですネ。
全国版の各局のニュースでも京都市内の映像が流れていましたので、ご覧になられた方は多いかと。
【大雨】近江八幡市に記録的短時間大雨情報「こんな豪雨は初めて」滋賀の被害まとめ https://t.co/MfvOaM5FnX
— 京都新聞 (@kyoto_np) July 19, 2022
マンホールから水が溢れ出てくる本物を初めてみました。
京都府 雨が降りやすい状態続く見通し 土砂災害に警戒|NHK 京都府のニュース
京都府 雨が降りやすい状態続く見通し 土砂災害に警戒 #京都NEWSWEB https://t.co/i1ZHdqpB0u
— NHK京都 (@nhk_kyoto) July 19, 2022
通りがかった皆さんスマホで撮影されていましたが、これもイマドキの風景です。
2022年7月19日(火)
今日は雨、すざまじい雨!です。
午前11時には京都市に記録的短時間大雨の警報が出されたようです。
京都以外の日本各地でも線状降水帯が出ているようですので、くれぐれも気象情報にご注意ください。
2022年7月18日(月)
昨日は3年ぶりの山鉾巡行がおこなわれました。。
#竜田理史 です!
— NHK京都 (@nhk_kyoto) July 17, 2022
2日間の #祇園祭 中継
お楽しみいただけましたか?
写真は巡行出発直前の#長刀鉾 @四条烏丸📸#くじ改め の様子など
3年ぶりの巡行を間近にリポートでき感無量です!!
見逃し配信(総合・関西地域放送分)#宵山 ▽https://t.co/15kLZUXnzq#山鉾巡行 ▽https://t.co/CbabnLvId3 pic.twitter.com/uup7s03kcF
数年前までは、ここで「山鉾巡行ロス」におちいるところでした。
しかし今では「後祭」の山鉾巡行があります!
京都の祇園祭はまだまだ暑い...ではなかった、熱い!
祇園祭の日程はこちら:
2022年7月17日(日)
3年ぶりの祇園祭、京都のローカル局だけでなく全国ネットでも中継されていますのでご覧になっている方も多いことと思います。
京都・祇園祭のクライマックス、前祭の山鉾巡行始まる コロナ禍で3年ぶり|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞 (kyoto-np.co.jp)
ネットでのライブ配信はこちら(リンク先がいつまで維持されるか不明です):
【ライブカメラ】京都・祇園祭の前祭クライマックス、山鉾巡行を中継|観光|地域のニュース|京都新聞 (kyoto-np.co.jp)
しかし心配なのは新型コロナの第7波!
祇園祭に限らず日本中で開催されるイベントは、主催者側から
「万全の感染対策をした上で開催いたします」
とされていますが、くれぐれも自衛手段を緩めないようお願いいたします。
万全の対策などあれば、そもそも感染拡大などしないハズで...
2022年7月16日(土)
3年ぶりの祇園祭「宵山」。
にぎやかでした、といえばコロナ新規感染急拡大中に不謹慎ではありますネ。
不謹慎ながらも、宵山の歩行者天国は本日までです。(おすすめはしませんけど...)
京都 祇園祭 3年ぶり宵山の歩行者天国にぎわう #京都NEWSWEB https://t.co/Qn68b6FDhW
— NHK京都 (@nhk_kyoto) July 15, 2022
2022年7月15日(金)
いよいよ祇園祭の実質上の最大イベントとなる「前祭」。
天気が気になる方、家でビール飲みながら楽しみたい方、テレビで楽しむことができます。
\復活!#祇園祭/
— NHK京都 (@nhk_kyoto) July 14, 2022
京コトはじめ
「華麗なる町衆の祭礼 祇園祭」#山鉾(やまほこ)巡行がコロナ禍を経て3年ぶりに行われます。
15日・前祭の宵山の京都から中継を交えその魅力を紹介!
15(金) 午後2:05 【総合】https://t.co/cPLGnAU0PW
2022年7月14日(木)
京都では祇園祭の実質上の最大イベントとなる「前祭」に胸ワクワクです。
祇園祭「社参の儀」 長刀鉾に乗る稚児が八坂神社を参拝 #京都NEWSWEB https://t.co/r3mVK8BjJh
— NHK京都 (@nhk_kyoto) July 13, 2022
ところが心配なことに、コロナの新規感染者数の増加(第7波⁉)に加えて「雨」!
京都だけでなく、日本各地でそうですが、週末にむけて不安定な天候と局地的な大雨が予想されています。
感染対策と雨具をお忘れなく。
2022年7月13日(水)
海外の方にも好評な京都観光。
ところがその理由を理解されていない方は京都の観光業の方でも意外に多いです。
- 歴史的建造物や仏像などの文化財、工芸品
- 美しい庭園や、飲食も含めたおもてなし
そう答える方は、残念ながらご自身の想像、願望を思い込みされています。
実際に海外からの観光客の人に「京都のどこが良かった?」と聞いてみれば答えは明白です。
清潔、安全(治安が良い)
確かに海外の観光客も金閣寺、二条城、竹林などに訪れますが、観光地ですから観光資源があって、そこに行くのは当たり前です。
京都でなければ、ということにはなりませんネ。
そして、京都の観光スポットでネットやガイドブックにあるような説明をしても「ふーん」や「へぇ~」で終わっちゃいます。
例えば歴史的建造物も欧米の一般観光客からみると
「なんで木造?日本人には石で造る技術が無かったのか?」
が素直な感想です。
そんな海外の方に「木組み」とか「くぎを使っていない」とか力説してもピントがずれているので、頭に「?」マークが浮かんだままになってしまいます。
一方通行のトークではなく、双方向のディスカッションが必要です。
御朱印もそうです。
「記念スタンプにどうしてお金を払うのか?」
「なんでわざわざ筆で書くの?日本に印刷技術がなかった名残?」
海外の観光客の方には、文化の違いについて意見交換をしたい、もっと知りたい(理解したい)人が大勢います。
ところが日本人は言葉の壁を過剰に意識しているのか、そもそも答えられないのか、会話を深めることができないのが
もったいない!
です。
海外観光客の印象が良い理由が「清潔と安全」ということは、実は他に何も伝えることができていない虚しい現実を物語っているとも受け取れます。
海外からのお客様に
清潔で治安も良かったけど、京都の文化に触れることができて良かった
と言われるようになるのが「京都観光のおもてなし」ではないかと思いました。
2022年7月12日(火)
京都四条界わいでは、祇園祭の山鉾の組み立て「曳き初め」(試運転)が始まりました。
祇園祭 3年ぶりの山鉾巡行前に「曳き初め」|NHK 京都府のニュース
祭り気分が...といいたいところですがコロナの感染拡大が急を告げています。
疫病退散の祭である祇園祭、疫病のため縮小・制限・中止してきた本末転倒の2年間を払拭していただきたいと願うばかりです。
2022年7月11日(月)
祇園祭の山鉾の組み立てが始まり、京都の中心街では交通規制が始まっています。
車で京都市内を走行する予定のある方は京都府警の交通規制情報をご確認ください。
明日は山鉾の曳き始めがされる予定です。
これに伴い市バス、京都バス、JRバス、京阪バスの運行ダイヤも大きく変更となります。
少なくとも今週は、京都市営地下鉄や阪急電車、または京阪電車のご利用を強くお勧めします。
祇園祭、山鉾巡行などの公式情報はこちら:
2022年7月10日(日)
7月に入ったと思いきや、すでに10日。
祇園祭も、いよいよメインの行事が目白押しです。
しかし例年ですと7月10日におこなわれる「お迎提灯」は中止、「神輿洗式」は場所が変更など、相違点もあります。
一方、山鉾巡幸については、山鉾の組み立てがいよいよ今日から始まります!
これで四条通りなど祇園祭の雰囲気が一気に盛り上がります。
祇園祭、山鉾巡行などの公式情報はこちら:
2022年7月9日(土)
いよいよ本日から北野天満宮と大覚寺の兄弟刀の特別な限定御朱印が授与されます。
これまでにない立派な台紙も注目です。
限定ですので、関心をお持ちの方はお早めに。
◇お知らせ◇
— 【公式】旧嵯峨御所 大本山大覚寺 (@kyoto_daikakuji) July 4, 2022
7月9日(土)から始まる、【京都市観光協会主催 京の夏の旅】北野天満宮×大覚寺「第3弾 両社寺の歴史と兄弟刀~永遠に継ぐ 源氏の重宝~」展にて限定御朱印と台紙を限定で頒布いたします。
御朱印は各社寺で頒布となっておりますので、ぜひ両社寺にお越しくださいませ。
【続く】 pic.twitter.com/LTeeem4e1Q
こちらもご参照ください:
2022年7月8日(金)
昨日の七夕はいかがお過ごしでいらっしゃいましたでしょうか?
NHK京都放送局のニュースでは北野天満宮の七夕飾りの様子を放送していました。
以下のNHK京都放送局の公式SNSで画像をクリックするとニュースの動画もご覧になることができます。
七夕 北野天満宮 参道にささ 短冊にはさまざまな願い事 #京都NEWSWEB https://t.co/DdCEQaeRRV
— NHK京都 (@nhk_kyoto) July 7, 2022
ただ、この七夕飾り。
「笹に短冊を...」と紹介されていますが、使用されているのは竹ですネ。
2022年7月7日(木)
今日は七夕。
天の川は見えるでしょうか?
ところで今日は京都各地で七夕の行事が行われます。
少し足を延ばして石清水八幡宮の「七夕祭」はいかがでしょうか?
石清水八幡宮の「七夕祭」についての公式サイトはこちら:
https://iwashimizu.or.jp/event/schedule_detail.html?m=7#no2
石清水八幡宮の御朱印についてはこちら(画像あります):
https://iwashimizu.or.jp/kito/goshuin/
2022年7月6日(水)
まだ先の話ですが「京都三大祭」のひとつ「時代祭」の実施が決まりました。
こちらも3年ぶり。
以下のNHK京都放送局のSNSをクリックするとニュース動画もみることができます。
「時代祭」の行列 10月に3年ぶり開催へ #京都NEWSWEB https://t.co/Bpgc8Ib3DQ
— NHK京都 (@nhk_kyoto) July 5, 2022
2022年7月5日(火)
暑さが多少和らいだかと思えば今度は雨!
しかも台風(⇒熱帯低気圧)というオマケ付き。
気象庁によると明日までは厳重に注意とのことです。
近畿 非常に激しい雨のおそれ 土砂災害や浸水などに十分注意#京都NEWSWEB https://t.co/aDOMMaeKEu
— NHK京都 (@nhk_kyoto) July 5, 2022
2022年7月4日(月)
3年ぶりの祇園祭の山鉾巡行。
「今年の山一番はどこやろ?」
7月に入れば京都人共通の関心事です。
今年の山一番は「孟宗山」となりました。
以下がNHK京都放送局のニュース(動画あり)です。
京都の祇園祭 山や鉾の進む順番決める「くじ取り式」|NHK 京都府のニュース
山鉾巡行の順番は、あらかじめ順番が決まっている山鉾以外がくじ引き(くじ取り式)で決まります。
山一番とは、先祭と後祭がありますが、京都人の日常会話では先祭りの長刀鉾に続く山鉾のことを言っています。
2022年7月3日(日)
京都市 最高気温38.6度 全国2位の暑さ – ニュース|KBS京都 (kbs-kyoto.co.jp)
昨日は暑かったですネ。
一番暑い時間帯に、お客様に二条城をご案内しておりました。
二の丸庭園や本丸庭園、天守跡(石垣の上にベンチがあります)は灼熱地獄でした...
一方で冷房の効いた休憩所は、まさに極楽浄土でした。
ところで四条通りの祇園祭準備状況ですが、提灯がたてられいよいよという雰囲気です。
2022年7月2日(土)
昨日に引き続き唱歌「たなばたさま」について。
七夕飾りには笹だけでなく竹も使われます。
では「笹の葉 さぁらさらぁ~ ♪」はなぜ「竹の葉 さぁらさらぁ~ ♪」ではないのか?
竹と笹は違うもの?
嵯峨野の竹林をガイドする際のネタとして、以下のような説明をします。
- 竹林の歴史、なぜ嵯峨野にできたのか
- 孟宗竹と真竹があるが、その違いと見分け方
- 竹林を英語で「BambooForest(バンブーフォレスト)」と言うが、バンブーと竹は違う
でも、お客様が最も関心を持たれるネタは「笹と竹の違い」だったりします。
- あまり考えたことが無かったわ
- 言われてみると「う~ん」、違いはあるのかなぁ?
- 竹も笹も本当は同じもんでしょ?
という感じです。
正確ではないのですが、大きいのが竹、小さいのが笹という区別の仕方で合っています。
(ただ物には必ず例外があって、大きな笹や、小さな竹の種類もあります...)
他にも竹と笹の見分け方は幾つかあるのですが、一番分かり易いのは
笹の幹は外皮を被っている(笹の節に外皮が残っている)
なんです。
話を唱歌「たなばたさま」に戻しますと、おそらく軒端に揺れている七夕飾りは小型のものだったのではないでしょうか。
なので、竹ではなく笹に短冊を結んだのだろうと...
いや、待ってくださいよ。
ゴロを合わせて「金銀砂子」と「五色の短冊」という言葉を使うスゴイ作者です。
「笹の葉」の「さ」と、 「さぁらさらぁ~ ♪」の「さ」が連続する流れるような歌い出しで、七夕飾りが風にそよぐ様子をイメージさせようとしたのかもしれませんネ。
2022年7月1日(金)
7月と言えば京都では「祇園祭」!
他に何があるの?
という感じですが、一般的には7月は7月7日の七夕ですネ。
七夕と言えば自然に口に出てくる唱歌「笹の葉 さぁらさらぁ~ ♪」です。
これは「七夕」という歌かと思えば、正式な題名が「たなばたさま」。
なにせ昭和16年に「文部省が題材を指定の上、作詞を依頼した」ということで由来もハッキリとしている文部省唱歌なのでした。
1番の終わりに夜空の星の輝きを表現した「金銀砂子」という言葉があります。
「砂子」?
金箔や銀箔を細かい粉状にしたものですが、実はここで使われているのには深い理由がありました。
一番の終わりに「砂子」という言葉を置いたのは、二番の頭の「五色」のゴ音が重なり、子供たちが二番を自然に歌い出すことができるように工夫したからである。
権藤花代 – Wikipedia
作詞された権藤花代さん、凄過ぎます。