2023年(令和5年)5月の京都から

sponsored link

京都で現役の観光ガイドをしております。

「京都の御朱印めぐり」トップページに日々の京都に関する話題を掲載しています。

ネタとしては誤解や誤り、偏向を避けるため行政、神社やお寺の公式サイトや公式SNSを引用する形にしています。

こちらに月別にまとめておくことに致しました。

Twitterでも京都の話題をご紹介

御朱印サイトとはなじまない話題などはこちらだけでご紹介しております。

京都御朱印めぐり(観光ガイドの話題)(@GoodsWeb) / Twitter

JR東海「そうだ 京都、行こう。」の2023年5月カレンダー

毎月配信されるカレンダー。

2023年5月版は大原の三千院の「わらべ地蔵」です。

その雰囲気からかなりの年代物に思えます。

イイ感じに苔むしていますし...

が、まさかの平成のお地蔵さんだそうです。

往生極楽院前の苔に覆われたところに、わらべ地蔵の庭があります。彫刻家、杉村孝氏作のわらべ地蔵さんが。その苔むした様子からは意外な感じを受けますが、平成になってからおかれたようです。今では、すっかりお庭になじんでいます。杉村孝氏は、静岡の方なので東海地方のたくさんの寺院にわらべ地蔵さんがおられます。

https://kyoto-design.jp/report/29063

※再配布・販売及び加工禁止だそうです。

2023年(令和五年)5月31日(水)の話題

今日で5月が終わってしまいます。(なぜか焦りませんか?)

京都市内の観光スポットではコロナ禍以前に戻ってきています。

でも、マスク姿は依然として過半数を維持しています。

御朱印めぐりもコロナ禍以前のように手書きしていただけるようになっています。

コロナ禍以前とハッキリ違うのが御朱印も郵送対応していただけるようになったことです。

皆様それぞれの事情で参拝が難しい神社仏閣もあります。

そういう場合は諦めねばなりませんでしたので、本当に助かります。

あぁ、「無上尊」...(限りなく尊いという意)

2023年(令和五年)5月30日(火)の話題

2024年大河ドラマ「光る君へ」の主人公、紫式部役の吉高由里子さんが出演されました。

京都在住以外の方もNHKプラスで配信を見ることができます。

当然のことながら、撮影が始まったところですからドラマの詳しい話はありませんでした。

プライベートで京都に来る際には肉やラーメンを食べてる、という類の内容でした。

しょうがない、しょうがない...

なお、「光る君へ」に関しての最新情報はNHKの公式サイトにまとめて掲載されています。

こちら:

光る君へ |NHK_PR|NHKオンライン

2023年(令和五年)5月29日(月)の話題

いよいよ2024年大河ドラマ「光る君へ」が平安神宮で撮影開始されたそうです。

「光る君」といっても源氏物語の光源氏ではなく、作者の紫式部と藤原道長が主人公だそうです。

ところで紫式部が書いたとされる源氏物語は存在していません。

(正確に言うと発見されていません)

現在私たちが書籍で見る源氏物語は当時の写本を校訂してまとめたものです。

青表紙本とか河内本と言われるものがそれです。

オリジナルの源氏物語については一般的に

  • 紫式部が道長にスカウトされる前に書いていた物語
  • スカウト後に一条天皇向けに書いた物語
  • さらにその後書かれたか別人が書いたと考えられる宇治十帖

の3種の物語が存在していたと考えられます。

諸説が山ほどありですが...

2023年(令和五年)5月28日(日)の話題

昨日は週末の土曜日で天気もまずまずということで、混雑するのでは?

と思いきや、意外にさほどでもありませんでした。

特に丸太町から観光バスで嵯峨野に入りましたが、意外なほどスムーズな車の流れ。

渡月橋や竹林の小径もお客様に楽しんでいただけることができました。

さて、5月最後の日曜日の今日はどうなるでしょうか?

ところで、

北野天満宮では青もみじの御朱印が新登場!

イマドキは切り絵など趣向を凝らした御朱印が多いのですが、こうしたシンプルな御朱印もイイ感じですネ。

2023年(令和五年)5月27日(土)の話題

今日から週末ですが、今週はずっと京都市内どこも混雑しています。

特に清水寺界隈(二年坂、三年坂、清水坂)、嵯峨野(渡月橋から嵐山駅周辺、竹林の小径)

コロナ禍以前より混雑していような気さえします。

一方で、対応いただくお店の方や交通機関の従業員は数が少ないまま...

7月に入ると学校行事と夏休みの関係で修学旅行生の数が減り始めます。

京都での御朱印めぐりや観光を計画されている方は、6月末から7月前半まで待った方が宜しいかも。

ちなみに7月中旬は祇園祭の先祭で大混雑します、たぶん。

という長い前置きですが

御朱印を郵送で対応いただけるところもありますので、ご活用いただくのも良いかもデス。

お申込みの際は、勝林寺の方角に向かい参拝のお気持ちをこめていただくとよろしいかと。

2023年(令和五年)5月26日(金)の話題

昨日はさほど暑くもなく、曇りがちな一日でした。

私は終日市内観光のお客様のガイドでした。

何時にも増して京都市バスの混雑がすごかったです。

  • 「北野天満宮前」から東方向(河原町、京都駅方面)
  • 「金閣寺道」から南方向(河原町、京都駅方面)
  • 「博物館・三十三間堂前」から両方向(清水鰓方面、京都駅方面)

修学旅行生、海外観光客、通勤・通学の人、一般市民

みんな長く待っても、満員で乗車できずに大変。

市バスの運転手もイライラ。

私は、少し歩いて別バス停から別路線のバス、京都バスなど提案しました。

でも京都市民でないお客様は京都市バスの路線図と一日乗車券で計画されてきていますので、二の足を踏むということに。

ガイド仲間の話では嵯峨野も大混雑に加えて夕方けっこうな雨が降ったようで惨憺たる状況だったそうです。

普通お客様が増えるということは良いことであるハズ。

市バスの偉い方々、現場を見ていただき、お客様と現場スタッフの視点で物事を考えていただければと切に願うばかりです。

2023年(令和五年)5月25日(木)の話題

少しでも早い方が良いかと前倒し投稿しました。

大覚寺では、刺繍御朱印「春夏秋冬」!

御朱印が刺繍ですよ、刺繍。

しかもネットで授与いただくことも可能です。

大覚寺公式サイトの申し込みはこちら:

刺繍御朱印「春夏秋冬」 – 旧嵯峨御所 大本山 大覚寺 (daikakuji.or.jp)

こちらは世界遺産東寺 早朝特別拝観

朝限定御朱印の授与いただけます。

他にも国宝五重塔の初層内部に入れていただけるようです!

※五重塔の修復工事は一旦終了しましたので、初層内部に入って拝観いただけます。

2023年5月は27日(土)、28日(日)限定です。(6月以降も限定日で実施されます)

公式サイトはこちら:

事前予約で楽しむ 京都旅(京都市観光協会 DMO KYOTO) (select-type.com)


2023年(令和五年)5月24日(水)の話題

東京国立博物館で開催された特別展「空也上人と六波羅蜜寺」。

その後、東京駅八重洲伊中央口で「空也上人大集合展」が開催されているそうです。

SNSでは空也上人のパネルを撮影した写真の投稿がたくさん。

空也上人を多くの人に知ってもらえるのは喜ばしいことです。

でも

東京駅ご利用の際は、ぜひ立ち寄ってお楽しみくださいね~!

まるで見世物扱いにされているような...

空也上人の生き様や人となりを尊敬してやまない者からすると少し悲しい。

2023年(令和五年)5月23日(火)の話題

今年の祇園祭は人出が戻ってきそうです。

今から用意周到に、といきたいところでしょうが妙案は浮かばないようです...

「今年の祇園祭の人出は」

というのもコロナ禍がおさまってきたからとか、行動制限がないからとかではありません。

危惧されるのは日取が良すぎるからなのです。

  • 7月14日(金):宵々々山(前祭) 山鉾が立って囃子が鳴り出し御朱印授与開始
  • 7月15日(土):宵々山(前祭) 歩行者天国が始まり、屋台が立ち並びもう本番
  • 7月16日(日):宵山(前祭) 夕方から四条通・烏丸通などが歩行者天国
  • 7月17日(月・海の日の祝日):最大の見せ場!山鉾巡行(前祭)

今年は日程は最強!

でも警備からすると最凶!

これじゃ、行政や警察の方々、頭を抱えたくなるのも無理もない...

新選組で市中警備したら?

人気があるので皆さん指示に従うかもしれません。

あっ、でもそれだと三条の池田屋あたりで大騒動が起きてしまう、かも。

2023年(令和五年)5月22日(月)の話題

昨日はうだるような暑さ。

今日は気温は若干下がったものの蒸し暑さ。

天候には恵まれていませんが、大勢の観光客の皆様が京都にいらっしゃっています。

修学旅行でいえばこれまで親御さんのご希望でバスでの移動や、タクシーでの班別行動がおおかったです。

費用の面と、生徒さんたちの自主活動、自主行動の面から公的交通機関を使った班別行動も復活。

一日バス券使えば交通費が700円ですからネ。

となると、やはり問題となるのが京都駅から清水道方面の市バス混雑。

  • 臨時便の増便
  • 100系統の観光特急便の復活
  • 京都駅ー三十三間堂ー清水寺 専用バス(一時的に空きバスを転用)

お客様の視点になればやり方はいくつも考えられるものの、財政難を理由に腰が上がらず。

(人って組織に入ってしまうと、組織の維持や自分のポジション維持の視点になってしまう...)

私たちにできることは

七条京阪 ⇒ 三十三間堂・博物館 ⇒ 清水寺:この路線はバスが来ても京都駅ですでに満員で来る

ので乗れない前提で考えましょう。

がんばって智積院のところ(東大路)まで歩るくと207系統など別路線のバスが来ます。

2023年(令和五年)5月21日(日)の話題

マスク着用は個人の判断ですが日本人の方は屋外であっても着用されている人の方が多いです。

イギリスからの観光客の方からマスク着用について聞きました。

 「本当は中国に行く予定だったけど為替のメリットがあったので日本にした。

 それに日本人はマスクをしていると聞いていたので安心だと思った。」

自分たちはマスクをしていないので、ある意味勝手な言い分なのですが、欧米の方にはありがちな発想です。

日本国内では、あたかも海外の観光客が日本に憧れている、文化に惹かれている、と思われるような報道がなされます。

日本人視聴者のプライドをくすぐるような感じです。

ところが実際、海外の観光客と接して受ける肌感覚では

  • 為替メリットがある(今のような円安の時)
  • 治安が良い(窃盗などトラブルにあうリスクが少ない)
  • 衛生的である

が日本訪問の理由Top3です。

ちなみに海外観光客の京都人気観光スポットはご存じでしょうか?

  • 伏見稲荷大社
  • 嵯峨野の竹林
  • 嵐山モンキーパーク

です。

伏見稲荷大社も千本鳥居の景観には少し驚きもしますが、目的はトレッキング(散策)を楽しむという人が多いです。

竹林やモンキーパークは、海外では存在しない観光スポットです。

別にだからどうこうはないのです。

観光目的がどうであれ、心をこめておもてなしをしたいと思います。

2023年(令和五年)5月20日(土)の話題

今日は20日。

あっ、そうか「お客様感謝デー」に行かなくちゃ、じゃないですよ。

勝林寺の新作切り絵御朱印「青紅葉」の授与が始まる日です。

金魚が泳ぐ水面に青もみじが落ちた波紋が広がる意匠でしょうか?

初夏らしく爽やかですネ。

023年(令和五年)5月19日(金)の話題

伏見稲荷大社で5月限定の御朱印が授与されています。

この御朱印は伏見稲荷大社の公式サイト(HP)には掲載されていません(今のところ)。

上の御朱印が「朝日」、下の御朱印が「眷属」をテーマにしているそうです。

よく、「お稲荷さんには狛犬ではなく狐が入り口にいる」

と言われますが、狐に似ていますが狐ではありません。

眷属ということですから「神様のお仲間」、「神様のお使い」ということになります。

よく

「お稲荷さんは稲作の神様だから、稲を食べるネズミとかを駆除する狐が狛犬の代わりなんだ」

と、それらしい解説を耳にしますが...

神様はデマでもいちいち目くじらをたてることなく、お聞き逃しされています。

ちなみに、

伏見稲荷大社の眷属の像の先代はごく普通の狛犬でしたが、経年劣化で現在の眷属に交代されたそうです。

2023年(令和五年)5月18日(木)の話題

昨日は暑かったですネ。

京都だけでなく日本中暑かったようで熱中症で救急搬送された人も多かったようです。

私は中学校の修学旅行のバスガイドでした。

先生や添乗員の方が熱中症を心配されていましたが観光バスは空調が効いていて快適でした。

女生徒さんに聞いたお話。

「熱中症ってゆっくり言ってみて」

「ねっ ちゅう しょう」...「ねぇ チュウしよう」

「ぎゃはははは」

なんか、けっこう古いギャグだそうですが、私は知りませんでした(赤面)。

熱中症も吹き飛ばす中学生の若さ!

うらやましい...

2023年(令和五年)5月17日(水)の話題

昨日実施予定の路頭の儀が本日実施されました。

が、それを知らない観光客と見に来た観光客で混雑。

下鴨神社では、社頭の儀に備え本殿どころか楼門まで立ち入り禁止。

またしばらくすると河合神社も立ち入り禁止に。

担当者に詰め寄るお客様も。

(確かに、これでは糺の森しか見れるものがない...)

2023年(令和五年)5月16日(火)の話題

昨日実施予定の路頭の儀が本日に順延、そして実施が確定しました。

上皇ご夫妻もご予定を変更され、路頭の儀をご覧いただいた後に奈良にむかわれるそうです。

天気予報も晴れ。

私もお客様を下鴨神社にご案内いたします。

ところで、

本日(5/16)の #葵祭 路頭の儀(行列)は、予定通り開催します

「路頭の儀は」の「は」というのが気になります。

昨日下鴨神社の公式SNSでは、

路頭の儀は延期するが社頭の儀は実施するので参集するように

という発信がなされていました。

今日は社頭の儀は有るのか無いのか?

路頭の儀の内容や時間割にも変更がある?

天気は晴れでも私の気持ちは曇り...

一抹の不安をかかえてこれより下鴨神社へ向かいます。

2023年(令和五年)5月15日(月)の話題

昨日上皇ご夫妻が葵祭をみに京都に向かわれたというニュースが。

天気予報は雨でも、皇室の権威で葵祭の路頭の儀は決行される...というのは邪推でした。

ところが、今朝8時過ぎですが京都は晴れてます。

こちらは京都御所の今出川通り:

こちらは下鴨神社:

下鴨神社の本殿前です(準備万端!)

先週までの5月の京都の話題はこちら

sponsored link