2024年(令和六年)4月の京都から

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京都で現役の観光ガイドをしております。

「京都の御朱印めぐり」トップページに日々の京都に関する話題を掲載しています。

ネタとしては行政、神社やお寺の公式サイトや公式SNSを引用する形にしています。

理由は誤解や誤り、偏向を避けるためです。

自分自身で取材して正しいと思っても、間違いもあり得ますので。

そうした投稿をアーカイブとして月別にまとめておくことに致しました。

※商品やお店の話題になることもありますが、#PR(商品紹介)などの広告活動は一切しておりません。

「月刊京都」2024年5月号

月刊京都の5月号は「青もみじ」特集!

月刊「京都」2024年5月号<青もみじの絶景> 雑誌 京都 新緑  青もみじ  グルメ  穴場  青もみじのライトアップ  源氏物語  葵祭  和食 老舗  京都観光

特集内容<訪ねてみたい青もみじの絶景>
●苔庭と青もみじの競演
●里山を飾る青もみじの美景
●青もみじが美しい源氏物語の舞台
●青もみじを彩る美しい花々
●春から初夏の花情報
●青もみじのライトアップ
●青もみじに包まれた和食処
●青もみじの季節をゆく 葵祭

「月刊京都」2024年4月号

月刊「京都」2024年4月号<隠れた桜名所案内> 雑誌 京都 桜  お花見  グルメ 穴場 桜のライトアップ 春の特別拝観 春のをどり 老舗  京都観光

ついに!桜特集号の登場です。

特集内容 <隠れた桜名所案内>
●知る人ぞ知る! 美桜名所
●再びの楽しみ! 遅咲きの桜名所へ
●古都らしい塔のある桜風景
●ピンクに染まる桜が素敵な名所

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御朱印サイトとはなじまない話題などはこちらだけでご紹介しております。

京都御朱印めぐり(観光ガイドの話題)(@GoodsWeb) / Twitter

JR東海「そうだ 京都、行こう。」の2024年4月カレンダー

毎月配信されるカレンダー。

2024年4月版は正寿院の天井画。

2024年(令和六年)4月18日(木)の話題

今日は下鴨神社の話題。

下鴨神社の美しすぎるレースのストラップ型お守り。

予想的中!(エッヘン)

5月1日から葵の意匠で新登場です。

ただし!ですが

正確には葵だけでなく桂と一緒の意匠のお守りです。

それもそのはず、葵祭で参列者が身に付ける葵の飾り付けは、実は桂の枝に葵を巻き付けてあるのです。

2024年(令和六年)4月17日(水)の話題

今日は都をどりの話題。

NHK京都放送局のニュースで取り上げられ、その模様を動画で確認することができます。

今年は何と言っても「源氏物語」!

光源氏と明石の君の舞の一部も拝見することができます。

京都の春の代名詞「都をどり」。

「都をどり」が終わると季節はゆっくりと初夏にむかいます。

それと..

昨日の話題の京都府立植物園のシカ騒動ですが、いったんこれにて終了となりました。

ご安心してお出かけ下さい。

2024年(令和六年)4月16日(火)の話題

今日は京都府立植物園の話題。

シカがいる!

ということで休園となった京都府立植物園。

昨日(4月15日)午後から再開されています。

以下が現時点での最新SNS情報です。

経緯をお話しますと

  • 4月14日開園後ににシカが2頭(オスとみられている)が園内にいることが確認された
  • 300人を避難させ、臨時休園としシカの捕獲を図るも空振り
  • 4月15日に園内にシカは確認されず、足跡と防犯カメラ映像から園外に出たと判断された

ということになります。

おそらく今日あたり最終報告(安全宣言と再発防止内容)があると思われます。

でも...

京都府立植物園のある立地は、下鴨神社・上賀茂神社のすぐ近く。

あと半月で葵祭の祭事が始まります。

シカが現れて祭事が混乱しないと良いのですが。

2024年(令和六年)4月13日(土)の話題

今日も青もみじの話題。

北野天満宮では光る青もみじの特別御朱印が授与されます。

私も昨日北野天満宮にガイドの仕事で参拝しました。

金閣寺、清水寺もそうですが、現在は修学旅行生と海外観光客が占拠中!

日本株の値上がりもそうですが、外国人観光客急増のカラクリは現在の為替レートによる影響であることはほぼほぼ明らかです。

それは日本に来ている外国人観光客に直接聞いてみればハッキリわかります。

株の値上がりでお喜びの方々、為替が円高にふれたら気ぃつけておくれヤス。

2024年(令和六年)4月12日(金)の話題

今日は斎王代の話題。

京都人が今最も気にしていること...

それは桜ではありません。

それは、

今年の斎王代は誰になるんだろう?

です。

そして昨日、明らかになりました!

「壬生寺の貫主の長女 松浦璋子さん」

大手旅行代理店勤務で、京都市内でも名のあるお寺の貫主の長女、まさに「なるほどネ」の人選です。

NHK京都放送局のニュースではご本人の映像や肉声を拝見できます。

ちなみに「斎王代」の「代」はその文字の通りで「かわり」ということです。

本来斎王がお務めになるところを代理の方が務めるということ。

と言っても、先日ここでも書きましたように今では葵祭の路頭の儀の主役である斎王代ですが、

本来は路頭の儀の行列には参加しておらず、昭和になって観光の目玉として付け加えられたという黒歴史を持っています。

また、斎王代の女性を誰にするかの選考メンバーや選考基準は一切公開されていません。

2024年(令和六年)4月11日(木)の話題

今日は青もみじの話題。

まだまだ桜は見頃ですが、その一方で初夏の気配も...

京都には高島屋、大丸、伊勢丹と老舗百貨店がありますが、婦人服売り場でも夏の装いが...

ということで出版業界ではすでに初夏を先取り。

京都市内では修学旅行の最初のピークを迎えています。

学校行事的には、GW前に修学旅行を済ませることができると、最後の部活や定期試験などに都合が良いのだそうです。

話を戻して「青もみじ」。

毎度おなじみのウンチクです。

緑色のもみじの葉なのに何故「青」もみじ?

実は諸説あって正解はありません。(自説を断言する人もいらっしゃいますケド)

有力(支持者が多い)なのはこちらの2つ:

  • 昔から「青」色の許容範囲が広く、狭い意味での「緑」色も含まれているから
  • 新しい、生まれたて、幼い、といった物や現象に「青」という形容詞をつけるから

2024年(令和六年)4月10日(水)の話題

今日は葵祭の話題。

いよいよ今年の葵祭の有料観覧席の予約が始まりました。

葵祭の「路頭の儀」といわれる行列イベントは5月15日、今年は水曜日になります。

去年は雨で一日順延とか、上皇様のご観覧など、いろいろ話題がありました。

さて、今年はどうなりますでしょうか。

ちなみに、ですが

5月15日の平安絵巻そのままの行列イベントですが、斎王代と呼ばれる十二単を着た女性が中心のように扱われています。

でも、これ昭和に観光客向けに始めたもので、本来の路頭の儀は勅使の行列であり斎王は参加していませんでした。

さらに今年はNHK大河ドラマ「光る君へ」があって、葵祭は源氏物語の「車争い」の場面だと語られることが多いのですが、これも違っています。

源氏物語の「葵」の巻をお読みいただければわかりますが、車争いが起きたのは斎王の行列に光源氏が参加した場面です。

葵祭の路頭の儀では光源氏も見物に行こうという立場でした。

ということで、有り体に言うと

  • 5月に実施される葵祭にまつわる祭事は、上賀茂神社、下鴨神社で斎行される昔からの神事です。
  • 5月15日の京都御所から出発する行列(路頭の儀)は観光要請に即したイベントになります。

ただし、イベントとは言え時代考証に基づいたガチのイベントなので見応え十分です。

まぁ、なにせ千年を超えるお祭りなので、いろいろな話が盛りつけられて現代に至っています。

2024年(令和六年)4月9日(火)の話題

今日は仁和寺の話題。

仁和寺境内のソメイヨシノだけでなく御室桜も咲き始めているそうです。

御室桜は八重咲きの美しい桜で、背が低いので観賞しやすいのでファンも多いです。

また遅咲きのため京都市内の桜が見頃を過ぎても、仁和寺までくるとまだ桜を楽しめる、といった特徴があります。

ところが、ここ数年になくソメイヨシノの開花が遅れたことと、急に暖かくなったので御室桜がソメイヨシノにかぶって咲いてしまいました。

昨日今日は天気が悪いですが、これから回復して晴天で暖かさが戻るようです。

御室桜がいつまで楽しめるか..気になるところです。

なお、「御室花まつり」の期間中に御室桜を愛でるには入山料が必要になります。

2024年(令和六年)4月8日(月)の話題

今日は「あぶり餅」...ではなく「やすらい祭り」の話題。

今週末4月14日(日)に「奇祭」として知られる今宮神社の「やすらい祭り」が斎行されます。

ちなみに巡行は雨天中止ですが、現時点での天気予報では大丈夫そうです。

この今宮神社の「やすらい祭り」についてNHK京都放送局のニュースで取り上げられています。

ニュース動画をNHKプラスで、日本全国どこからでも閲覧できますが、配信期限 が4月12日(金) 午後7:00 までです。

今宮神社の「やすらい祭り」とは直接関係ありませんが「あぶり餅」も登場!

当然ですよネ...

ちなみに昨日の話題の北野天満宮と源氏物語の特別展についても取材されていますので、是非ご覧下さい。

それと...

どうでもいいことなんですが、私の家がすぐ近くです。

通りを挟んで今宮神社の氏子と北野天満宮の氏子に分かれていて、お互いに微妙な空気感を醸し出しています。

この辺は京都市内にお住いの方ならよくご存じの空気感です。

2024年(令和六年)4月7日(日)の話題

今日は北野天満宮の話題。

北野天満宮で「天神様と源氏物語」という企画展が始まりました。

「北野天満宮と源氏物語の知られざる関係」

ということですが、まさに知りませんでした...

どんな知られざる関係があるのか、拝見に出かけようと思います。

2024年(令和六年)4月5日(金)の話題

今日は京おどりの話題。

NHK京都放送局のニュースで、総仕上げのけいこの模様が放送されました。

公式SNSにあるリンク先で、ニュースの動画(約3分半)を見ることができます。

ところで、「京おどり」は宮川町の芸舞妓さんたちの公演なのですが、実施される会場は北区になります。

京都芸術大学内の「京都芸術劇場 春秋座」(京都市左京区北白川瓜生山2-116)なので、お間違いの無いように。

「京おどり」の公式サイトはこちら:

https://www.miyagawacho.jp/kyoodori/

2024年(令和六年)4月4日(木)の話題

今日は狐の嫁入りの話題。

高台寺のイベント「狐の嫁入り」。

昨日も今日も雨が降るかも...という天気予報。

「雨が降ったらどうすんの?」

という問い合わせが多いそうです。

実はこの「狐の嫁入り」、今年でいったん最後になります。

少なくとも来年は無いことは決まっていますが、今後未来永劫やらないとまで決まっていません。

「今年でいったん最後」...これ以上、情報がありません。

それで天気も涙雨、ですネ。

なので、ご都合がつく方は雨が降っても是非お出かけ下さいマセ。

【追記】

円山公園のすぐ隣の長楽館さんが、何とも幻想的な一枚を投稿されています。

2024年(令和六年)4月3日(水)の話題

今日は瓜の話題。

桜がようやく咲いて

「春になる」

と、思いきや、いきなり夏のような暑さです。

今日からは最高気温も多少落ち着くようですが。

そんな今日は桃と木瓜の生け花の美しい写真をご紹介。

ところで、木瓜ですが、

生け花では「木瓜」は「ぼけ」ですネ。

もちろん「ボケ!アホ!」の「ぼけ」ではありません。

もともとは実が瓜みたいなので木に瓜と書いて「もけ」と読んでいたそうです。

でも、木瓜の実って、どう見ても瓜には見えませんよネ。

どちらかというと梨とかリンゴかなぁと思いませんか?

ところで木瓜というと、京都観光としては「木瓜紋(もっこうもん)」。

八坂神社の御神紋です。

他にも織田信長とか微妙にデザインが違いますが多く使われているデザインです。

でも、この家紋の場合「木瓜」は「きうり」、つまりキュウリと考えられます。

「木瓜紋」はキュウリの断面に見えることから

『京都では祇園祭(八坂神社のお祭り)の期間、キュウリは食べない』

という割と有名なデマが拡散されています。

ただし!

ごく一部のコアな京都人、特に八坂神社の講社の方々は本当にキュウリを食べないそうです。

これはキチンと書いておかないとお叱りを受けます、ハイ。

2024年(令和六年)4月2日(火)の話題

今日はカフェでひと休みの話題。

この細見美術館のカフェのパンフ、絵...ですよネ?

もしや写真?

どっちにしろデザートの域を超えている。

こちらは円山公園。

「ご散策の合間に、カフェでひとやすみ」と、誘われてますよ。

まぁ、どうしましょう。

2024年(令和六年)4月1日(月)の話題

今日はデパートの「京都展」の話題。

桜の開花が遅れたことにより、京都市内各所は待ちわびた皆さんによって大混雑。

そんな時は、逆に奈良や大阪、神戸に避難。

デパートの「京都展」では

「あれっ!」

と、知り合いとバッタリなんてことがよくあります。

「どなんしたん?」

「そっちこそ何してん?」

・・・・・・・・

公式サイトはこちら:

あべのハルカス近鉄本店 | 特集:その他 | 京都展[4月3日(水)→9日(火)] (d-kintetsu.co.jp)

第一旭の出店があるそうです。

最近、メディアの影響で観光客が行列。

なかなか食べられないとボヤいている方には朗報かも。

ところで第一旭といえば、仕事に行く前や帰りに行くところです。

仕事と言っても作業服着てひと汗かく..という類。

多少汚れた身なりでも第一旭なら立ち寄っても大丈夫という感じ。

東山三条のマルシンもそうでした。

そうした気安さがとても居心地よかったのでした。(店内もそれなりだし)

なのに今や観光客がきれいな服装でラーメンをすすっている...

世の中、何がどうなるかわからないものですねエ。

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