さつき待つ
花橘の香をかげば
昔の人の
袖の香ぞする
5月になれば想いおこされる有名な和歌。
古今和歌集に収録されている夏の和歌であり、「伊勢物語」の第60段で詠まれている和歌でもあります。
とてもシンプルな和歌です。
しかし和歌に込められた意味の解釈に様々な見解が成り立つ、超複雑な和歌でもあります。
シンプルなだけに、解釈が複雑になるというのも思えば不思議なものです。
5月の京都はとても過ごしやすいです。
5月の風は薫風などとも言われますが、薫風が昔の想い出を運んでくるかもしれませんネ。
爽やかな風のなか、5月の京都で御朱印めぐりを楽しみませんか?
2022年5月 初夏の京都の限定御朱印
最初に、5月連休明けには終わってしまう期間限定の特別御朱印のご案内です。
仁和寺の切絵御朱印
仁和寺の「御室花まつり」にあわせて授与されています。
美し過ぎる切絵限定御朱印は2022年5月8日までです。
お忘れなく。
【そうだ京都行こう】の「花咲く京都」特別御朱印
第Ⅱ期にあたる、妙満寺・城南宮・長岡天満宮の花御朱印は2022年5月19日までです。
つつじの開花状況にあわせてということですね。
詳しくはこちら:
2022年5月の期間限定特別御朱印
ついで、2022年5月の特別御朱印のご案内です。
今後も都度追記してまいります。
城南宮の「5月参り」の特別御朱印
城南宮の「正五九参り」の「五」にあたる五月に授与いただける特別御朱印です。
「正五九参り」については諸説あるところですが、城南宮の公式見解としては孝明天皇からの慣わしということです。
孝明天皇には正五九月にご祈祷を修められ、この慣わしは「正五九参り」として今に続いています。
ご祭神と歴史 | 城南宮 (jonangu.com)