2024年(令和六年)5月の京都から

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京都で現役の観光ガイドをしております。

個人ではなく京都市観光協会認可ガイド団体に所属し活動しております。

(つまりシフト制の請負ガイド)

本サイトのトップページに日々の話題をブログ形式に記載しております。

ネタとしては行政、神社やお寺の公式サイトや公式SNSを引用する形にしています。

理由は誤解や誤り、偏向を避けるためです。

自分自身で取材して正しいと思っても、間違いや勘違いもありますので。

「月刊京都」2024年6月号

月刊京都の6月号は「町かどの美味しいもん」特集!

京都市民感情としては、あまり行きつけの美味しいお店知られて欲しくない...

いつもドキドキしてみています。

月刊「京都」2024年6月号<町かどの美味しいもん> 雑誌 京都 グルメ 穴場 和食 鯖寿司 レトロ食堂 うどん・そば 町中華 肉料理 老舗 京都観光
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「月刊京都」2024年5月号

月刊京都の5月号は「青もみじ」特集!

月刊「京都」2024年5月号<青もみじの絶景> 雑誌 京都 新緑  青もみじ  グルメ  穴場  青もみじのライトアップ  源氏物語  葵祭  和食 老舗  京都観光

特集内容<訪ねてみたい青もみじの絶景>
●苔庭と青もみじの競演
●里山を飾る青もみじの美景
●青もみじが美しい源氏物語の舞台
●青もみじを彩る美しい花々
●春から初夏の花情報
●青もみじのライトアップ
●青もみじに包まれた和食処
●青もみじの季節

X(Twitter)でも京都の話題をご紹介

御朱印サイトとはなじまない話題などはこちらだけでご紹介しております。

京都御朱印めぐり(観光ガイドの話題)

2024年(令和六年)5月20日(月)の話題

今日は源氏物語の話題。

NHKラジオの番組で、興味深いテーマで放送されています。

「源氏物語」(原文)

  ↓

源氏物語の英訳(アーサー・ウェイリー)

  ↓

源氏物語の英訳の和訳(この番組)

ご興味がある方はネット(NHKの公式サイト)で聴くことができます:

聴き逃し番組を探す | NHKラジオ らじる★らじる

ちなみに第3回放送の

ですが、

詳細は放送をお聞きいただきたいのですが一言で言えば

「源氏物語」(原文)の文脈から都度適切な英単語、英文が使用されている

ということになります。

なので「あはれ」を置き換える英単語があるわけではなく、

文脈によって

「Oh, dear」とか「romantic」とか、

様々な英単語や英文に置き換えられています。

つまりアーサー・ウェイリーによる英語版「源氏物語」は逐語訳ではなく意訳されているということでした。

(読まれる方によっては「ちょっと違うんじゃぁない?」という英訳部分も散見されますけどネ)

2024年(令和六年)5月19日(日)の話題

今日は山伏の話題。

動画を拝見すると聖護院の御一行ですネ。

毎年春に行われている「春の峰入り」という葛城修行に向かわれるところでしょうか。

是非ミュートは外してナマのほら貝の音をお聞きいただきたいと思います。

先日の葵祭「路頭の儀」や秋の「時代祭」でしか聴けないナマの牛車(御所車)の動く音もそうですが、なかなか日常生活で耳にする音でないため貴重な機会です。

ちなみに

「なんで山伏はほら貝を吹くの?」

ですが、

一般的には山々に点在して修行している山伏同士の連絡手段だとされています。

でもこの手のネタに様々な解釈をして拡散させるのは、SNSがなかった昔も同じ。

山伏が修業の合間に気晴らし用にふいた楽器なんて話まで...

  • 魔よけ(武器の方が良さそうな気も)
  • クマよけ(現在もクマよけの鈴ありますのでねぇ)
  • 楽器(アルプスのホルンと同じってマジですか)

こういう情報発信されている方は山伏と全く関係ない方で、想像で語られている場合が多いです。

とりあえず「諸説ありますが」と言うより他ありませんよネ。

マジの、今風に言うとガチの山伏さんは7月の祇園祭に「山伏山」にいらっしゃいます。

ほら貝もふかれますので、是非「山伏山」にお越し下さいマセ。

2024年(令和六年)5山伏山日(土)の話題

今日は子供たちの頑張りの話題。

明日は元祇園 梛神社(もとぎおん なぎじんじゃ)の例祭と神幸祭です。

「少年勤王隊」を務める子供たちの頑張りを誉めてあげてください。

見ていて心が洗われますネ。

明日は私も精一杯拍手を送ろうと思います。

2024年(令和六年)5月16日(木)の話題

今日は葵の話題。

葵祭「路頭の儀」も終わり、気分は一新というところです。

先日から京都の地方紙、民放やNHK京都放送局のニュースなど各種メディアで

「葵祭に使用する葵の葉が足りない」

と伝えています。

葵を育てるプロジェクトがあり、日本各地にも株分けをして育てていただいています。

なお、葵の株は有償で1株(1ポット)1,000円です。

内訳としてコストに管理費や寄付も含まれた価格です。

1ポットで済む話ではないため、ボランティア精神が必要です。

なお、今年の葵の株の配布はすでに終了しています。

お気持ちをお持ちの方は、来年になってお願い致します。

2024年(令和六年)5月15日(水)の話題

今日も葵祭の話題。

無事葵祭「路頭の儀」が催行されました。

実は降水確率0%の天気予報と裏腹に京都市内にはパラパラと雨が降りました。

でもほんの一瞬で、葵祭の衣装や装備品にダメージはなかったと思われます。

でも気のせいか人出が少ないような気がしました。

夕方のテレビやメディアの報道を見ると、やはり昨年より観覧車が減ったそうです。

アフターコロナで上皇もお見えになった昨年と比較すると、平日になった今年は話題に不足があったのかもしれません。

京都市はあえてNHK大河ドラマ「光る君へ」とジョイントしていませんが、マーケティング的には使えるネタは使った方が良かったのかもしれません。

まぁ、終わった今となってはせんのないことですが。

2024年(令和六年)5月14日(火)の話題

今日は葵祭の話題。

明日の「葵祭」の「路頭の儀」の催行が確定したと伝えています。

明日は雨が降らないことを確信されたということです。

「路頭の儀」の装飾品、特に衣装は貴重ですから雨が降るなら順延し、それも雨なら中止なんです。

上皇様が見学に来られていてもダメはダメなんです!(去年がまさにそうなりました)

下鴨神社は朝から本殿に規制線が張られます。

知らずに訪れた修学旅行生や観光客の方が残念そうに帰るのを見るのもツライ...

一方、京都駅でもお楽しみが。

2024年(令和六年)5月12日(日)の話題

今日は葵の話題。

葵祭の「葵」は植物の葵ですネ。

ただ昔から「葵祭」と言っていたわけではなく「祭」とか「北の祭」、神社的には「賀茂祭」でした。

現在の「葵祭」は上賀茂神社、下鴨神社の御神紋から由来している観光用語です。

さらに御神紋になったというのも、太古の時代には現在の上賀茂神社、下鴨神社境内に葵が大量に群生していたことのようです(諸説あり)。

でも「金閣寺」や「銀閣寺」が正式名称ではない観光用名称ですが、当のお寺も現在では自称されていますので、どうでもイイということですよネ。

さて今回、「葵祭で使われるフタバアオイを育てて奉納」と言うニュースですが

これを実際に葵祭に使われるのは来年以降になります。

さらに蛇足ですが、葵祭や5月15日の「路頭の儀」で参加者の方々が衣装や冠などに付けているのは

「葵桂」

といって桂の枝に葵の葉を巻き付けたものです。

なので「葵をまとっている」だけで話が終わると、桂が可哀そうに思えたりします。

その「葵桂」、祭事が終わると配布されたりするものですから、それを知っている方々による争奪戦になったりします。

「わたしにちょうだいよ」

「オレにくれ」

あまり目にしたくない光景ですケド...(涙)。

2024年(令和六年)5月11日(土)の話題

今日は京の美味しいものの話題。

と、だじゃれのような出だしですが、早いもので月刊誌も6月号。

街中の衣料品店ではすでに夏物一色!

飲食店もアフターコロナで様変わりしています。

以前あったお店が違うお店になっていたり...

最新グルメ情報は参考になりますよ、きっと。

ところで、京都市民としてはこういう企画にはいつもドキドキ。

今まで空いていたお店が、メディアで取り上げられてからはいつも行列で行けないとか。

海外のSNSも脅威です。

ある日から突然、海外の観光客(特にアジア系)にお店が占拠状態になるとか。

どうか行きつけのあのお店がメディアやSNSに載りませんように。

これがホンネなんです。

2024年(令和六年)5月10日(金)の話題

今日は葵祭の話題。

上賀茂神社、下鴨神社の葵祭はすでに本番。

観光イベントとしての葵祭の行列は「路頭の儀」で、5月15日です。

去年は雨天順延になりましたが、今年の週間予報では天気は良さそうです。

行列は多くが学生さんのバイトで構成されています。

しかし若者とは言え長い距離を歩くのは大変。

下鴨神社、上賀茂神社境内の観覧席の前では気を取り直すものの、途中ではバテバテです。

牛も糞するし...

そこでまだ皆さん元気なうちの京都御苑で見送ってあげるのが正解です。

ちなみに斎王代は下鴨神社ではひと休みの時間をいただけます。

また上賀茂神社まで無事お役目を果たされたらタクシーでお帰りのようですヨ。

2024年(令和六年)5月9日(木)の話題

今日は大田神社の話題。

NHK京都放送局が大田神社のカキツバタが見頃だと伝えています。

ここのカキツバタは25,000株もあり、国の天然記念物に指定されています。

動画でその模様を拝見できます。

大田神社のカキツバタ、京都検定オタクにはもう定番中の定番ですネ。

ところで、この大田神社、上賀茂神社の摂社なのです。

上賀茂神社から近いようで遠いようで、微妙な距離です。

歩いていくとそこそこ時間がかかります。

ついでにガイドネタですが、

大田神社のカキツバタの群落のあるこの湿地、実は平安京遷都どころか、もっとはるか昔...

一万年以上の昔からの湿地帯の名残なんだそうです!

すご過ぎませんか?

いえ、ガイドの私が適当なこと言っているのではありませんヨ。

安心してください、上賀茂神社の公式見解ですよ。

2024年(令和六年)5月8日(水)の話題

今日は花の話題。

「立てば芍薬、座れば牡丹…」の「芍薬(しゃくやく)」と「牡丹(ぼたん)」の見分け方。

ちなみに「立てば芍薬、座れば牡丹…」についてウェザーニュースでは

と伝えています。

じゃぁ「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」の百合はどうしてくれるんだ!

という声が聴こえてきそうです。

これは美しい人は立ち居振る舞い(立つ、座る、歩く)がどれをとっても花のように美しい例えで、

百合は少しうつむき加減に咲くので、歩いている際の顔に例えているのだとか(諸説あり)。

2024年(令和六年)5月7日(火)の話題

今日は三日月宗近の話題。

さすがは高台寺さん、わかっていますなぁ。

オタにしかわからない話題で失礼しました。

今日は天候不順なので、また明日は違う話題で...

2024年(令和六年)5月6日(月)の話題

今日は床もみじの話題。

京都市内各所では床に映える新緑のもみじが美しさを増しています。

これ、「床みどり」と「床もみじ」で使い分けられています。

  • 新緑の今は「床みどり」
  • 紅葉の秋は「床もみじ」

でも、一般の観光のお客様は「床もみじ」で通される方がほとんど。

どちらでも良いのだと思います。

  • 新緑の「床もみじ」は緑色の景色
  • 紅葉の「床もみじ」は赤く染まった景色

季節で違うので、誤解や混同されることもありませんので。

ちなみに

床への映り込みでは直接見えない部分が反射して見えます。

そこで

「見えない部分見て」

ということですが、そこに込められているのは

「人と接するのと同じように、見えていない部分を見て欲しい」

ということだそうです。

逆に

「人と接するに、外見ばかりでなく見えていないところ(その人の内面)を見なさい」

という教え(いましめ)でもある...かもデス。

2024年(令和六年)5月5日(日)の話題

今日は子供の日のニュースの話題。

予報通り今日は暑かったですネ。

でもゴールデンウィークの連休真っ只中で、しかも日曜日の「こどもの日」。

各地でイベント盛りだくさんに加えて葵祭の神事の行われています。

明日月曜日は振り替え休日で休み。

そして天気も良い、というか暑いくらい。

そりゃどこも混雑しますよね。

そんな中で、京都駅でまさかの運転見合わせ!

結論だけ言うと、人騒がせなリュック(衣類入り)が終点で乗客が下りた車両に残されていたというものです。

2024年(令和六年)5月4日(土)の話題

今日は「御禊の儀」の話題。

いやぁ~暑かったですネ。

でも、明日はもっと暑いそうですよ。

そんな中で来る5月15日の「路頭の儀」を控え、下鴨神社で「御禊の儀」が行われました。

イマドキはテレビのニュースでその模様の良いところだけ見ることができます。

さらにネットで日本中から無料でみることができます(NHK京都放送局のニュース動画)。

ニュースの中でも何度も「葵祭の主役 斎王代」というセリフが繰り返されています。

でもこれ、観光的な「葵祭」のイベントでの話であって、上賀茂神社、下鴨神社の神事である「葵祭」とは違います。

いつの時代かわからないほどの太古の日本の神事である「葵祭」。

5月12日の御蔭祭(御生神事(みあれしんじ))で新たな御神霊をお迎えして行われる神事です。

現在では神社に神様がいらっしゃるような感覚ですが、太古の日本では神様は時折天界から降臨されて、神事が終わるとまた天界にお帰りになられていたようです。

5月15日のパレードの「路頭の儀」は朝廷からの勅使が文とお供え物をお届けする隊列です。

さらにそのパレードに「斎王代」を付け加えたのは昭和も戦後になって、観光客誘致のためでした。

その目論見は見事にはまり現在では「葵祭の主役 斎王代」となったのです。

本来のパレードの主役である勅使も、現代では「勅使代」という残念さ...

ただし衣装に関しては、信じ難いほどの手がかかった本物です。

衣装は一目だけでも見る価値がありますよ!

2024年(令和六年)5月3日(金)の話題

今日はヤサカタクシーの話題。

京都市内を駆け抜けるエンジ色のタクシーがヤサカタクシーです(黒色などもあります)。

ヤサカタクシーのマークは三つ葉のクローバー。

しかし4台だけ四つ葉のクローバーのタクシーが走っています。

約1,300台のなかの4台!

しかも予約不可。

なので偶然乗車できると「幸運に恵まれる」と信じられています。

しかーっし!

しかしです。

四つ葉のクローバーのタクシーよりレアなのが二葉のタクシー。

2台のみなので、4台の四葉のタクシーより有難さ2倍!

しかも二つの葉はクローバーではなく上賀茂神社、下鴨神社の御神紋でもある「葵」というもったいなさ!

にもかかわらず、実は四葉のタクシーより人気がなかったりします...(涙)

2024年(令和六年)5月2日(木)の話題

今日はゴールデンウィークの話題。

明日からゴールデンウィーク後半戦、といいますかほとんどの方には連休本番ですネ。

京都の各所では様々なイベントが計画されています。

京都市内は青もみじにツツジなどが美しく、今年の連休は天気も良さそうです。

出町柳から北の方、京阪電車や叡山電車(叡電)の路線はたぶん混雑もなく、爽やかな新緑を楽しめるのでは?

少なくとも清水寺方面や金閣寺方面よりはストレスなく連休を過ごせると思います。

ひょっとして、おけいはんに会えるかも...です(ウソです)。

今は異例の円安で海外からの観光客が大挙してみえています。

たぶんドタバタして連休が過ぎることでしょう。

そうなると5月15日の葵祭(路頭の儀)に向かって盛り上がり、

5月後半は修学旅行のピークで神社やお寺は大賑わい...

5月に入ったばっかりですが、あっという間に6月になりそうです。(←何言ってんだろう..私)

2024年(令和六年)5月1日(水)の話題

今日は岩船寺の話題。

岩船寺(がんせんじ)はツツジや三重塔で知られていますが、木津川市にあるため京都市から足を運ぶ機会に恵まれません。

微妙に遠いため、つまり面倒くさかったりします。

ところが現在、待望の足を運ぶ機会に恵まれています。

三重塔の内部特別公開がされて、見事な極彩色の内部を内部に入って拝見することができます。

五重塔、三重塔の初層内部に入れる機会はホント稀です!

NHK京都放送局のニュース動画でみれますヨ。(💛)

とても美しい壁画(復元ですが)をすぐ近くで拝見できるまたとない機会です。

是非!

岩船寺の公式サイトはこちら:

岩船寺/公式HP (gansenji.or.jp)

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