2023年(令和5年)7月の京都から

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2023年(令和五年)7月28日(金)の話題

何と千利休の幽霊を描いたものだそうです。

画像をクリックすると「豊公点茶図」の全体を見ることができます。

豊臣秀吉のお点前を幽霊(千利休)が見守っている所だとのことです。

へぇ~、といいますか「幽霊の日」って何?

「幽霊の日」については検索するといろいろ出てきますが、ちょっと肩透かし気味の由来でした。

その中でなぜか気象協会の説明は、幽霊に足が無い理由とか、お岩さんの人となりまで触れていて面白かったです。

明日7月26日は「幽霊の日」。でもなぜ「幽霊の日」なの?(季節・暮らしの話題 2017年07月26日) – 日本気象協会 tenki.jp

2023年(令和五年)7月27日(木)の話題

何年祇園祭のガイドや補助業務に携わっていても

「あっ、そうなの?知らなかった」

となること多いです。

コアな方は「変わらないのが祇園祭」だとおっしゃいます。

でも、私などから見ると「また違うの?」です。

後祭の山鉾巡行一つとっても、去年は鷹山が参加しましたし、

今年は「くじ取らず」の南観音山と北観音山の巡行順番が入れ替わりました。

ところで、

山鉾巡行と言えば、「元に戻す」というセリフが良く聞かれます。

その「元」というのは平安時代の御霊会が始まった頃ではありません。

江戸時代の山鉾巡行が華やかりし頃なのです。

山鉾巡行そのものは室町時代の応仁の乱前がピークだったようです(山鉾も60基くらいあった)が、絢爛豪華な完成の域に達したのは江戸時代のようです。

山鉾にかかわっている方々にとっては、この頃の山鉾の姿が「あるべき姿」のようです。

さらにところで、

先祭の綾傘鉾の会所にいた若い女性はボランティア女子大生だったのですネ。

知らなかったです。

綾傘鉾はお稚児さんがいて、若い人の颯爽とした棒ふり囃子があって、伝統祭事であるにもかかわらず若々しさがとても爽やかな印象を残しました。

若いということは理屈を付けなくても、それだけで素晴らしい、美しい、と感じました。

ちなみに「華頂短期大学」。

「華頂」と言えば...

そうです、知恩院ですネ。

「華頂短期大学」は知恩院が開校した女子大です。

念のために書き添えておきますが、浮ついた生徒さんがいないキチンとした女子大です。

2023年(令和五年)7月26日(水)の話題

「みこし弁当」をいただいたそうです。

あぁ、いいなぁ、うらやましいなぁ、ずるいなぁ、...

などと思いませんように。

この弁当、ご飯にゴマふって梅干し一つにたくあん一切れといった、ごくごくシンプルなもの。

朝から何千食も、ものすごい勢いで作られます。

保存が効くものではありませんし、残ったら破棄するのも憚られるものです。

いただいても「得した」「儲かった」というような損得勘定ではなく、

「ご利益をお分けいただいた」というような性質の物です。

2023年(令和五年)7月25日(火)の話題

NHK京都放送局の公式SNSで、昨日行われた祇園祭の後祭の山鉾巡行のニュース映像があげられています。

取り上げられたのは先頭の「橋弁慶山」、そして大トリとなる「大船鉾」でした。

注目の復帰2年目になる「鷹山」は、7月24日のNHK京都放送局のニュースではスルーでした。

本番で鷹山の良い映像が撮れなかったのかも...

2023年(令和五年)7月24日(月)の話題

暑いので糺の森に涼みに行きました。

ところが蚊が寄ってくるので、歩きまわる羽目に。

よけい暑くなってしまいました。

蚊が寄ってくる人と、そうでもない人がいるようですが、蚊に好かれても...

ところで、

涼やかな下鴨神社のお守り。

足つけ神事は終わりましたが、こちらのお守りの授与は7月30日までのようです。

2023年(令和五年)7月23日(日)の話題

いやぁ、暑いですネ。

今日二十四節気の第12番目「大暑(たいしょ)」だそうです。

その名の通り一番暑い時期...

貴船神社に行きたいです。

床で涼を取る...この上ない贅沢です。

私には京都市内の酷暑の中で想像することしかできませんが...(涙)。

ちなみに「大暑」の次は「立秋」で今年は8月7日でそうです。

暑中見舞いを出される予定の方は「今でしょ!」です。

立秋過ぎたら残暑見舞いになりますので...

という話を良く聞きましたが、すでにオワコンかも。

2023年(令和五年)7月22日(土)の話題

NHK衛星(BSプレミアム)では今夜後祭宵山の生中継があります。

ご注意いただきたいのは「祇󠄀園祭の夜」といえば前祭の宵山、つまり7月16日を想像しますが、それは違うということです。

ではなぜ本日7月22日なのか?

現在の祇園祭は前祭と後祭に分かれて実施されています。

一緒の時もありましたし、戦乱やコロナ禍で中止されていた時もあります。

祭事ですので主催者判断で1回でも2回でも、あるいは3回やっても良いハズです。

ただし祇園祭では2回が正しいとされています。

その理由は神輿渡御とかかわるのですが、ここでは触れません。

また「宵山」ですが、これは祭の前の日の夜。

つまり元旦で言うなら大晦日の夜、あるいはクリスマスならイヴの夜みたいなものです。

昭和の高度成長期に宵山が大混雑するようになり、行政当局と観光業界が考えて宵山を3日間としました。

なので、現在は「宵山」と一言で言っても祭の前日なのか、3日間の期間を指しているのか微妙になっています。

誤解を避けるためには祭の3日前を「宵々々山(よいよいよいやま)」、

祭の2日前を「宵々山(よいよいやま)」、

祭の前日を「宵山(よいやま)」と便宜的に言ったりするのですが、あくまで便宜的用語です。

祇園祭を愛し過ぎている人には受け入れられない用語なので、イラッとされたりします。

話が長くなってしまいましたが今夜のNHKの「生中継 祇󠄀園祭の夜」。

いつも前祭なので、たまには後祭を取り上げてみよう、ということだと思います。

放送中におそらく今年の前祭の録画も放映されると思いますので、前祭、後祭を一度に楽しめるかも。

でも本日7月22日は後祭の「宵々山」。

当然のことながら明日7月23日(宵山)の夜の方が盛り上がります。

それに後祭の山鉾巡行は明後日7月24日。

7月24日に前祭、後祭の宵山期間、山鉾巡行をまとめて放送いただいた方がウレシイ...かナ。

京都では実物を見れますしローカル局で中継があるので良いですが、他の地域の方も見たいですよネ。

実は!

「放送を見て、翌日の宵山、その後の山鉾巡行にお出かけ下さい」という深い配慮(メッセージ)が隠されていたりして。

あるいは単なるNHKの番組編成上の都合とか、出演者のスケジュールが空いていたのが今日とか、だったりするのかも。

2023年(令和五年)7月15日(土)~ 7月21日(金)の話題は次ページにて:

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