2023年(令和5年)10月の京都から

sponsored link

2023年(令和五年)10月21日(土)の話題

今日は時代祭の話題です。

平安神宮自ら「時代祭当日」とおっしゃっていますが、平安神宮の時代祭の祭事は数日にわたり行われます。

「御鳳輦」という難しい漢字、「ごほうれん」と読みます。

屋根に鳳凰の飾りある乗り物という意味です。

明日、10月22日が風俗行列(時代行列)が実施される日です。

風俗の歴史を見て頂く行列ではありますが、祭り的には御鳳輦を先導する行列だったりします。

当初10月25日だったようですが、桓武天皇が平安京入りされた10月22日とされ現在に至っています。

2023年(令和五年)10月20日(金)の話題

今日は源高明の話題です。

NHKなので来年の大河ドラマ「光る君へ」があるので「光源氏のモデル」という流れになるのは仕方がないところ。

でも、国文学系の人なら今昔物語の怖~い話の方が頭に浮かぶのでは?

 寝殿の柱から夜な夜な子供の手が出てきて差し招く...怖っ

あるいは「いろは唄」(色は匂えど散りぬるを...のアレ)の作者かも?で聞いた名前かと。

もっとも弘法大師説が有力ではありますが。

2023年(令和五年)10月19日(木)の話題

今日は舞妓さん・芸妓さんの話題です。

今日から10月22日まで先斗町歌舞練場で舞踊公演行われます。

NHKでは

「頑張って動きをそろえて踊れるようになったので見てほしいです」

と伝えていますが、そこは舞妓さんなので

「頑張って動きをそろえて踊れるようになったので見てほしいおす

とお話しされています。

この手の話題に関心がない方のためにプチ情報:

「舞妓さん」と「芸妓さん」さんの違いを舞妓さんから直接聞きました!

・舞妓として5年くらい(年齢で言うと20歳前)修業し、やめるのか芸妓になるのか決める

 つまり年齢で言うと20歳を境に以下が舞妓さん、以上が芸妓さん。

 舞妓さんに憧れてこの世界に入ってきた人は、満足してやめる人が多い。

・着ている着物が違う

 芸妓さんは一般的な着物だが、舞妓さんは振袖にだらりの帯。

 芸妓さんはほとんどカツラだが、舞妓さんは髪の毛を延ばして結って、飾りを付ける。

2023年(令和五年)10月18日(水)の話題

今日はキンモクセイの話題です。

京都御苑でキンモクセイが見頃だそうです。

キンモクセイと言うと、あの匂い。

「あっ、トイレの匂いだ」

となりますが、トイレの匂いと言っても排泄物の匂いではなくトイレ消臭剤の匂いですよ。

でも、ご安心ください。

京都御苑のキンモクセイは、さすが御所だけあって上品な匂いです。

広いオープンエアの環境のせいなのでしょうか...

ちなみにキンモクセイは漢字で「金木犀」です。

金?じゃぁ「銀木犀」なんてあったりして...

と、思いませんか?

いや、冗談でなくあるんです「銀木犀」。

実は単にモクセイといえば「銀木犀」なんです。

ただキンモクセイのようなハッキリした匂いが無いので地味なんです。

2023年(令和五年)10月17日(火)の話題

今日は南禅寺の話題です。

早朝参拝で、普段拝観できないところを南禅寺の僧侶の説明付きで拝観できます。

しかも南禅寺本坊の御朱印と腕輪念珠まで授与いただけます。

料金は2,000円。

大変魅力的な話ですが、いくつか参加者側に課題があります。

10月中は朝6時50分までに南禅寺方丈前に集合(時間厳守):朝寝坊派にはつらい

完全予約制(ネットから申し込みます):30名限定先着順!

写真撮影禁止:特別公開の場ではだと推測しますが、当日担当者にご確認

2023年(令和五年)10月16日(月)の話題

今日は時代祭の話題です。

いよいよ来週日曜日。

現代の時代祭は10月22日と開催日が決まっていますので、土日祝日関係ありません。

それが、今年は時代祭当日が日曜日!

しかも週間予報では天気は良さそうです(今のところ)。

正確に言うと、時代祭は最初は「遷都1100年記念事業」のイベントでした。

いろいろ経緯があって今では平安神宮の祭事です。

一言で時代祭といいますと10月22日の「時代行列(風俗行列)」のこととして受け止められます。

口の悪い人はコスプレ行列などと...

しかし各時代の衣装は時代考証されたガチものなので見応え十分ですゾ。

話を戻して時代祭ですが、平安神宮では

  • 10月15日:参役宣状授与祭
  • 10月21日:前日祭
  • 10月22日:神幸祭、行在所祭、還幸祭
  • 10月23日:後日祭

などの祭事もおこなわれます。

時代行列ですが、実は平安神宮の祭事としてみるなら「神幸列」が本来の主役!

(行列の一番最後なのが悲しい...)

ちなみに私も10月22日は京都御苑で団体様のガイド説明を致しますが、余計なことは口にしないよう厳に自戒している所です。

2023年(令和五年)10月15日(日)の話題

今日は菅原道真の話題です。

菅原道真は学問の神様ですから、当然和歌もお上手ですネ。

この有名な和歌

「このたびは 幣(ぬさ)も取りあへず 手向(たむけ)山
紅葉(もみぢ)の錦 神のまにまに」

しかしながら修学旅行の学生さんの間では、やはり飛梅伝説となったこの和歌

「東風(こち)吹かばにほひおこせよ梅の花
あるじなしとて春を忘るな」

の方が好まれています。(かく言う私もつい口に出るのはこちら)

しかし!

百人一首で選ばれている和歌は、御朱印にある手向山の和歌の方だったりします。

余談ながら、この手向山の和歌を詠んだと言われる場所が東大寺境内の神社にあります。

なにせ神社の名前からして「手向山八幡宮」!

この石に腰かけて詠んだという石(管公腰掛石)までありますので、大仏殿を参拝された折には是非。

2023年(令和五年)10月8日(日)~ 10月14日(土)までの話題はこちら:

sponsored link