2023年(令和5年)10月の京都から

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京都で現役の観光ガイドをしております。

「京都の御朱印めぐり」トップページに日々の京都に関する話題を掲載しています。

ネタとしては誤解や誤り、偏向を避けるため行政、神社やお寺の公式サイトや公式SNSを引用する形にしています。

こちらに月別にまとめておくことに致しました。

※商品やお店の話題になることもありますが、#PR(商品紹介)などの広告活動は一切しておりません。

Twitterでも京都の話題をご紹介

御朱印サイトとはなじまない話題などはこちらだけでご紹介しております。

京都御朱印めぐり(観光ガイドの話題)(@GoodsWeb) / Twitter

JR東海「そうだ 京都、行こう。」の2023年10月カレンダー

毎月配信されるカレンダー。

2023年10月版は東福寺。

といっても誰もが知る「通天橋」や「臥雲橋」の紅葉ではなく「北庭」。

2023年(令和五年)10月31日(火)の話題

今日は百鬼夜行の話題。

国立国会図書館もハロウィン気分と言うことでしょうか?

ハロウィンは諸説ありますが17世紀ころから始まったとされています。

ですから平安時代にはパレードしていた百鬼夜行の方が古い!

っていうのもスゴイ話ですネ。

百鬼夜行の目撃情報は京都の一条通りに集中しています。

行列でパレードするのは、絵にもありますように古道具や古くなった楽器、調度品などです。

これらは「付喪神」といって、昔は古いものに精霊が宿った状態として捉えられていたようです。

「付喪」は「九十九」とも書き、付喪神になるには100年は必要なようです。

ただ、この話には続きが...

実は行列でパレードしているのは付喪神ではなく、付喪神になり損ねた古道具たちとの説もあるそうです。

昔は古道具が付喪神になるといけないと考え、毎年立春前の行事として古道具を処分していたとのこと。

これに腹を立てた道具たちが、節分の夜に妖怪となって街中をデモ行進していたという話。

「何てことしてくれんだ!道具は大事にもっと長く使えよ!」ということでしょうか。

つまり百鬼夜行と言うのは

付喪神になった古道具たちの祝賀行進

付喪神になり損ねた古道具たちのデモ行進

のどちらかということのようです。

2023年(令和五年)10月30日(月)の話題

今日は京都府の女性が全国最下位の「健康寿命」の話題。

「へぇ~、そうなん?知らんかったわ」

と、ニュース報道の根拠のデータを見ると

  1. 厚生労働省.
    健康寿命の令和元年値について.
    https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000872952.pdf

各都道府県の数値はさほど大きく開いているわけでもなく、下の方を見ると

  • 愛媛:74.58
  • 東京:74.55
  • 滋賀:74.44
  • 京都:73.68

不真面目な私は、つい

「こんなん、データの取り方でどうにでもなるんちゃうの?」

と思ってみたりもします。

そもそも健康かどうかなんて、人によって捉え方違うような気も。

算出方法をみてみると

2012年に策定された健康日本21(第二次)では下記のように「日常生活に制限があること」を不健康と定義し、3年ごとに実施される「国民生活基礎調査(大規模調査)」で得られたデータをもとに算出することになりました。

(1)「日常生活に制限のない期間の平均」(主指標)
「あなたは現在、健康上の問題で日常生活に何か影響がありますか」という質問に対して、「ない」という回答を「健康」とし、「ある」という回答を「不健康」として、サリバン法*により算出します。

健康寿命の定義と算出方法 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)

なぁんだ、アンケートなの...

ちなみに私の実母は認知症初期(主治医の診断)ですが、行政書類などに認知症と記載すると

「私は認知症ではない、失礼なことを言うな!」

とお怒りになります。

そういえば私も酒に酔うと

「酔ってなんかいない」

なんて言ったりします。

なんのことはない、つまりは「京都の女性は正直者」だということじゃないでしょうか?


余計な事をあれこれ書いてしまいました。

厚生労働省の関係者様、申し訳ありませんでした。

どうか皆さま、健康でいておくれヤス。

2023年(令和五年)10月29日(日)の話題

今日も北野天満宮が初の髭切(鬼切丸)の御朱印の話題です。

数量限定で切り絵御朱印が授与されるそうです。

画像ではよく分かりませんが、白い部分が紙で、金色の部分が裏紙になっています。

さぁ、今日はどんな天気になるやら...

2023年(令和五年)10月28日(土)の話題

本日より北野天満宮が初の髭切(鬼切丸)の御朱印を授与されるそうです。

それで昨日、天神様がものすごい雷とヒョウをふらせたわけですネ。

お喜びなのか、お怒りなのか、気にはなりますが...

2023年(令和五年)10月27日(金)の話題

昨日は京都に限らず近畿地方で夕方にかけて大荒れの天候でした。

ちょうど奈良で観光ガイドの仕事をしていましたが、雷とともに夕立!

なんとかお客様を宿泊先までご案内して京都に帰ろうとしたところ、

「落雷による車両故障により現在運行されていません」

マジですか...

しばらくして運行再開されましたが、運休となった急行などもありいつもの3倍の時間をかけて帰宅しました。

2023年(令和五年)10月26日(木)の話題

萬福寺で金泥の曼荼羅が公開されています。

これは経典に記載されている極楽浄土の様子を視覚的にわかるよう描かれたものです。

背景に仏が住まわれる建物が見えます。

こうした曼荼羅がモデルとなって、平等院鳳凰堂をはじめとする極楽浄土建築物が作られたそうです。

「極楽いぶかしくば宇治の御寺をうやまへ」

ということに。

ちなみに宇治の御寺とは萬福寺ではなく平等院の事です。

萬福寺のSNS引用しておきながらスミマセンでした...

それほど近い訳ではありませんが、平等院に参拝された際には萬福寺にも是非!

2023年(令和五年)10月25日(水)の話題

京都市内からは近いようで遠い木津川市。

自家用車をお持ちなら、京奈和自動車道(けいなわじどうしゃどう)という高速道があるので比較的容易にアクセスできます。

また京奈和自転車道(けいなわじてんしゃどう)というサイクリング道路もありますのでお元気な方はいかがでしょうか。

今週は比較的天候が安定している予報なので、秋のサイクリングには爽やかで良いかもしれません。

ところで、木津川市の特別公開。

五重塔と違い、三重塔の内部公開は非常に稀です。

この機会に是非。

ちなみに、三重塔、五重塔は仏舎利を納めるための建物。

つまりインドのお釈迦様のお墓(ストゥーパ)が中国・朝鮮半島経由で日本に伝わってきたものです。

もちろん三階建て、五階建てに見えても、初層のみの平屋作りです。

上層階へは屋根の修理など維持管理のため階段(ほぼ垂直)で登れますが、屋根を支える梁などの木材で埋め尽くされており部屋としての空間はありません。

2023年(令和五年)10月24日(火)の話題

ここ最近、金閣寺と清水寺が大混雑。

特に午前中早い時間と夕方がひどいです。

大型観光バスが、バス駐車場に入れず順番待ち。

時間節約のためバスの乗客は途中で降りで徒歩で小遠足です。

昨日は、その両方へ団体のお客様をご案内...

終わってみれば、なんと2時間の時間超過。

お客様、バスの運転手さん、旅行会社の添乗員さん、皆様お疲れさまでした。

ちなみに観光ガイドには、会社勤めの皆様のように時間外手当はありません(涙)。

2023年(令和五年)10月23日(月)の話題

早いもので年賀状を考える時期になりました。

毎年「年賀終い」のご案内をいただくことも増えています。

年賀状の風習、いつまで続くのかなぁとも思いますが、この刀剣年賀状のように特別感があるようなものは残るような気がします。

いただいた方が、有難い、うれしい、と喜ばれる年賀状...ですネ。

ちなみに京都版の郵便局の年賀状は天橋立です。

刀剣年賀状の場合は、差し出す相手を選ぶような気がしないでもない...かな。

2023年(令和五年)10月22日(日)の話題

本日はお日柄も良く...

時代祭は曜日にも天候にも恵まれました。

ところが、私はお客様を京都御苑でご案内しましたが、大幅に時間遅延...

12時スタートの風俗行列が、遅々として進まず。

ようやく先頭の「名誉奉行」の正副議長が来たと思ったら何と徒歩!(本来は馬車)

名誉奉行の最後に空の馬車がいたことから、この馬車の馬が行進を嫌がった?

いずれにしてもお客様には昼食の予約時間もありますので、時代行列は安土桃山時代まで。

時間をお決めになっているのは旅行代理店様ですし、ガイドとしては何もできなく申し訳ない気持ちだけが残った時代祭でした。

2023年(令和五年)10月15日(日)~ 10月21日(土)までの話題はこちら:

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