2023年(令和5年)8月の京都から

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京都で現役の観光ガイドをしております。

「京都の御朱印めぐり」トップページに日々の京都に関する話題を掲載しています。

ネタとしては誤解や誤り、偏向を避けるため行政、神社やお寺の公式サイトや公式SNSを引用する形にしています。

こちらに月別にまとめておくことに致しました。

※商品やお店の話題になることもありますが、#PR(商品紹介)などの広告活動は一切しておりません。

Twitterでも京都の話題をご紹介

御朱印サイトとはなじまない話題などはこちらだけでご紹介しております。

京都御朱印めぐり(観光ガイドの話題)(@GoodsWeb) / Twitter

JR東海「そうだ 京都、行こう。」の2023年8月カレンダー

毎月配信されるカレンダー。

2023年8月版は「京都五山送り火」です。

この「京都五山送り火」、

送り火はお盆に迎えられた精霊(先祖の霊)を再びあの世に送るためのもの

https://plus.kyoto.travel/entry/okuribi_spot

とされていますが、「精霊」が「先祖の霊」と同じで良いのかという話もあります。

  京都では先祖の霊を「おしょらいさん」と言います ← 正直、観光用語です。

  「おしょらいさん」を「お精霊さん」と当て字が使われることが多いです。

  そこから「先祖の霊」=「精霊」という誤解が生じているのかも。

  ちなみに「おしょらいさま」の正解は「御招霊さま」。

もっと言うと、起源も目的もわからないお盆行事なのです。

なので、いろんな意見があるわけですが

 「現代の私たちは、

 送り火はお盆に迎えられた先祖の霊を再びあの世に送るためのもの

 だと考え大切にしています。」

ぐらいでよろしいのでは思います。

詳細は京都観光Navi《京都市観光協会》の公式サイトや公式SNSをご参照ください。

観光業では、どうしてもお客様に喜んでいただきたくて話を盛ってしまう傾向があります。


2023年(令和五年)8月31日(木)の話題

今夜はスーパーブルームーン。

京都は天気予報によって微妙に違うのですが、午前と夕方に雲が出るものの夜は晴れそうです。

五重塔や京都タワー、あるいは渡月橋などで自慢の一枚を撮影できるでしょうか。

ちなみにスーパームーンとかブルームーンって何?

美少女戦士セーラームーンではありませんよ。

2023年(令和五年)8月30日(水)の話題

昨日はまだ8月なのに早くも10月22日の時代祭の話題でした。

今日はまだ8月なのに11月の「令和5年度秋の特別公開」の案内です。

早っ!

ただ、まだ8月と言ってもあと2日で9月。

暑い暑いと言っている間に秋はすぐそこまで来ているハズ。

自分も時の流れのスピードに取り残されないように気を付けなくては...

2023年(令和五年)8月29日(火)の話題

まだ8月ですが、早くも10月22日の時代祭の話題です。

京都の三大祭りの最後を飾る時代祭。

祭事自体は10月21日から23日までありますが、時代祭と言えば一般的に10月22日の時代行列。

(正式には「時代風俗行列」です)

「時代祭っていってもコスプレ行列でしょ」という見方もされますが

それぞれの時代衣装は、それぞれの時代検証を経て制作されているガチなもの!

一度はゆっくりご堪能しておくれやす。

2023年(令和五年)8月28日(月)の話題

京都伝統産業ミュージアムで9月1日からイベントが開催されるそうです。

お得な金券の配布

ふるまい酒

などなど煩悩をくすぐる文字が並んでいます。

2023年(令和五年)8月27日(日)の話題

来年2024年(令和六年)の京都手帖ができたようです。

推古書院に登録されている方には予約開始のDMが皆様のお手元に郵送されているかと思います。

発売は9月下旬とのことです。

ちなみに公式サイト、公式SNSには本日現在情報掲載されていません。

ネットではなく印刷物でのリリースが先行するというのも出版社としての矜持でしょうか。

2023年(令和五年)8月26日(土)の話題

六波羅蜜寺近くにある「みなとや幽霊子育飴本舗」。

話に出るときには、いつも「みなとや」なもので、てっきり店名は「みなとや」だと思っていましたが...

たまたま昨日8月25日に京都市の生涯学習で「子育て幽霊」と「橋姫」を学んできました。

「子育て幽霊」の話は日本中にあるようです。

赤ちゃんにあげるのも飴だけではないそうです。

以前テレビ放送されていた日本昔話でも「子育て幽霊」が放送されていました(昨日も会場で上映)。

それどころか、同じような話はインド、トルコ、中国にもあって、むしろそちらが本家らしいとか。

ちなみに京都の「みなとや幽霊子育飴本舗」の公式見解(幽霊子育飴の由来)はこちら:

みなとや幽霊子育飴本舗 – みなとや幽霊子育飴本舗 (kosodateame.com)

2023年(令和五年)8月25日(金)の話題

昨日8月24日の昼前後、京都市内はけっこう強烈な雷雨に見舞われました。

NHK全国版のニュースでも取り上げれれていましたので、映像でご覧になられた方も多いのでは。

私は中京区にいまして、稲光を伴う降りの激しさに驚きました。

「ゲリラ雷雨とか局所豪雨って、最近よく聞くじゃん」と感覚が鈍くなっていますが、いざ自分が巻き込まれると茫然自失でした。

16時過ぎにはほぼ回復しましたが、私自身も雨宿りのビールで心身ともに回復しました。

2023年(令和五年)8月24日(木)の話題

昨日8月23日は「処暑」でした。

テレビ各局の天気予報のコーナーなどでも解説されていましたネ。

SNSでも「処暑」について様々な投稿がなされていました。

さらに本日(8月24日)テレビ放映のご紹介も。

2023年(令和五年)8月23日(水)の話題

愛宕神社では8月23日の月次際に合わせ御朱印情報を怒涛の4連投稿です。

(注)愛宕神社参拝はけっこうな山道を登りますので、初めての方は経験者と同行されることをお勧めいたします。

2023年(令和五年)8月22日(火)の話題

壬生寺は700年の伝統がある「壬生狂言」や「節分厄除大法会」、「千体仏塔」などで有名です。

お盆では「壬生六斎念仏・中堂寺六斎念仏」の模様がテレビや新聞等メディアで取り上げられます。

しかしながら壬生寺と言えばやはり新選組ですネ。

新選組と言えばだんだら模様の羽織。

マールブランシュ壬生寺限定版「涼茶の菓」の包装紙のデザインです。

この新選組のだんだら模様の羽織は、実際にはごく短期間しか使用されなかったそうです。

幕末の新選組はイメージと違い武器装備や服装も洋装で、銃の訓練や大砲の試射などしていた記録が残っています。

ということで新選組のだんだら羽織、現存しているものは一着もありません。

そうなると、余計見てみたい気がしませんか?

2021年に京都四条通りにある百貨店「大丸」が復元しました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001148.000025003.html

店内初披露『復元新選組だんだら羽織』大丸京都店

中学校の修学旅行で新選組オタの生徒さんと新選組関連スポットに行くことが多いです。

京都市内ではだんだら羽織を購入できるところがいくつかあります。

このだんだら羽織を買いたい生徒さんが過去何人もいましたが価格が。

大人には何でもない金額でも、生徒さんには大切なお小遣いを割けるかどうか大問題。

散々迷った挙句、家族や後輩へのお土産もかわなきゃだし、自分の小遣いでは...やっぱり買えない。

「すみませんガイドさん、時間取らせちゃって。本当に欲しかったんだけど諦めます。(涙)」

という様子を横で見ているといじらしいやら、可哀そうやら、こっちまで泣きたくなる気分です。

2023年(令和五年)8月15日(火)から8月21日(月)の話題はこちら:

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