2023年(令和5年)5月の京都から

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2023年(令和五年)5月14日(日)の話題

今では京都人の多くも「葵祭」とは毎年5月15日の平安時代の衣装をまとった行列だと思っている、

もっというと十二単の女性が葵祭の主人公なのだろうとおぼろげに理解している、

ということは度々触れてきました。

それはそれで眉間に皺を作って難しい話をするより、いったん受け止めれば良いのではないでしょうか。

(実は斎王代が行列に加わるようになったのは昭和31年から。しかも観光客のために。)

いよいよ明日がその行列(「路頭の儀」)の日。

「葵祭」観覧記念符の販売も明日まで。

売り切れ次第終了ということですので、ご希望される方はお早めに。

ところで!

なんですが、明日が路頭の儀と言っても、雨の日は野球と同じで順延になります。

つまり明日(5月15日月曜日)雨降りの場合は、明後日(5月16日火曜日)にスライドします。

そして前日(5月14日)朝時点の天気予報は、予報内容に多少違いがあるにしても

  • 5月15日は朝から午前中から夕方まで雨(降水量は少ない)で夜には止む
  • 5月16日は朝から晴れ(夕方は曇り)

つまり5月15日の路頭の儀の時間帯は雨の予報で、順延した5月16日の場合は晴れ、という悩ましさ。

お天気は明後日にしろ、と告げているようなものです。

観光客の方も

「5月15日でも16日でもイイですよ」

という方は少ないハズ。

だれがいつ決めるんだ?

とイライラもつのるというもの。

上賀茂神社、下鴨神社の公式サイトに掲載される?

でも、おそらく一番速くて確実なのは

※実施有無については、当日午前6時頃に京都市観光協会SNS(TwitterFacebook)で発表します。

のようです。

イマドキのお祭りは、対応もイマドキですネ。

2023年(令和五年)5月13日(土)の話題

下鴨神社のすぐ近くにある旧三井家下鴨別邸で素敵な和菓子が登場。

「王朝花笠」という名前で喫茶で販売されています。

これは5月15日に行われる「路頭の儀」で登場する「風流笠(風流傘)」を模しています。

風流傘は勅使代の行列から斎王代の行列に代わる目安になるのですが、下鴨神社に到着するまで馬や牛が大人しく行進していれば、という前提です。

出発前や行進中にいろいろ都合がありがちではあります。(祭事・神事なので問題があるというといけないので)

その際は、行列順序に調整が入ります。

2023年(令和五年)5月12日(金)の話題

下鴨神社で4年ぶりに「御蔭祭」が行われました。

「5月15日の「葵祭」の3日前に毎年おこなわれる神事」と伝えています。

世間一般の「葵祭」は下鴨神社、上賀茂神社では「賀茂祭」です。

「御蔭祭」こそ「葵祭」本来の姿だと考えている方もいます。

5月15日は「路頭の儀」(朝廷からの使者の行列)、

「社頭の儀」(朝廷からの献上物の受取)なので。

2023年(令和五年)5月11日(木)の話題

6月24日に萬福寺で舞妓さんの撮影会が行われるそうです。

舞妓さんは祇園甲部の舞妓さんです。

「よし!俺も行くぞ!」

と申し込む前に詳細をよくご確認くださいネ。

これは写真撮影技術を磨くための撮影会ですので、舞妓さんと遊ぶイベントではありません。

参加費は1万円必要です。

そして以下も誤解の元になりますので、予めご了承下さい。

舞妓さんの肖像権・パブリシティ権の関係で
撮影された写真は SNS、Webサイト等に投稿することは禁止となります。
動画の撮影は禁止です。

その他、撮影会の注意事項等がございます。
詳しくはお申し込み後送信されるメール本文をご確認ください。

2023年(令和五年)5月10日(水)の話題

高山寺では本日茶摘みが行われるそうです。

高山寺といえばお茶好きの方には聖地!

(今ではもみじの名所、鳥獣戯画のお寺で有名ですが)

明恵が茶の木を植え、茶の栽培が始まったとされる場所が高山寺です。

でも、実は「明恵が栄西から茶の種をもらって高山寺に植えた」というのは諸説ありなんです。

その後、茶の栽培を宇治へも広め、現在の宇治茶の起源となっています。

こちらは宇治の人たちからの要望に応えたとされています。

その高山寺なのですが、大風による災害からいまだに復興できておりません。

ご支援いただける方には、御朱印が授与されます。

御朱印が授与される本来の姿といえるのかもしれません。

「世界遺産高山寺|明恵上人と鳥獣戯画のお寺、被災からの復興にご支援を」

はこちら:

クラウドファンディング – READYFOR (レディーフォー)

リターンタイトル限定個数金額
鳥獣戯画お守り+拝観券¥5,000
鳥獣戯画朱印+お守り¥10,000
鳥獣戯画朱印帳(グレー)+朱印+お守り200¥20,000
鳥獣戯画朱印帳(緑)+朱印+お守り40¥20,000
鳥獣戯画朱印帳(赤)+朱印+お守り20¥20,000
鳥獣戯画お楽しみグッズセット100¥20,000
高山寺杉の鳥獣戯画板皿+朱印+お守り200¥30,000
高山寺杉の鳥獣戯画朱印帳+朱印+お守り200¥30,000
永年拝観券 1枚+鳥獣戯画朱印+お守り¥50,000
特別拝観(ご案内付き)10¥100,000
高山寺の茶碗¥200,000
鳥獣戯画原寸大複製¥500,000
鳥獣戯画原寸大複製+特別拝観(ご案内付き)+返礼品セット¥1,000,000

2023年(令和五年)5月9日(火)の話題

貴船神社で爽やかな色合いの授与品がいただけるそうです。

ちなみに「御朱印かばん」は、貴船神社ファンの方はお馴染みですが御朱印帳を入れるためのかばんです。

かばんに御朱印が押してあったり書いてあったりするものではありませんヨ、念のため。

この青もみじのお守り(もみじ守)もなかなかステキですネ。

2023年(令和五年)5月8日(月)の話題

宇治茶の名産地である和束町のお茶農家さん宅に訪問。

ちょうど宇治茶の組合の方もお見えになりました。

今年は梅、桜、つつじ、青もみじと記録的な早さで推移しているので新茶も...

と思っていましたが、まさかの例年並みか場所によっては数日遅い!

ここのところ涼しく新茶の茶葉の生育が今一つなのだそうです。

南向き斜面の茶畑のお茶で、すでに新茶を出されている農家さんもありますが収穫量が少ないのだそうです。

「茶葉のふくらみが少ないので収穫量が減る。」

という説明を組合の方はしていました。

先週までの5月の京都の話題はこちら

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